ドゥオモの正式名称はサンタ・マリア・デル・フィオーレ
「花のマリア大聖堂」という意味だそうです。
大聖堂とはカトリックで司教が座るための椅子がある教会を表します。
すなわちその町で一番重要な教会。
町の人の信仰の中心です。
一番重要な教会には一番美しい芸術が集結します。
そしてそれを集めたのがこの博物館。
みなさんよくご存知で、たくさんの人で賑わっています。
そして入ると入り口に美しい彫刻作品が飾られていました
ドゥオモの美術に関わった芸術家たちの一覧です。
ブルネレスキ、ギベルティ、ミケロッツォとルネサンスの巨匠たちの名前が連なります。
これだけでテンションあがります
ドゥオモの美しいファサードですが、実は19世紀後半にできたもの。
それまでのファサードが等身大で再現されていました。
彫刻もちゃんとあるべき場所に再現されて置かれています。
こちらが有名な天国の門
ドゥオモのそばにある洗礼堂にはこの「天国の門」以外にもあと2つの門があります。
この「天国の門」が他と比べて画期的なのはこの真四角の形にあります。
ちょっとわかりにくいのですが、それまでに作られた門は四つ葉型でした。
このスタイルはルネサンス前のゴシックのスタイルになります。
この3つの門を語るだけで1記事できそうなので、詳細はまたの機会に譲ります
そしてこちらが全体像。
一番上の彫刻は洗礼者ヨハネがキリストに洗礼を施す様子を表しています。
洗礼とはカトリックの中で大変に神聖とされる秘蹟の一つ。
キリストに洗礼を施した洗礼者ヨハネはキリスト教の中でも重要な聖人の一人です。
そして、フィレンツェの守護聖人でもあります。
次は今回のメインの一つ、ドナテッロのマグダラのマリアを紹介します
マグダラのマリア、思い出したらとってもウキウキしてきた
次回にご期待ください