いつもブログにお立ち寄りくださいまして、ありがとうございます。
ブログの検索ワードを調べてみたんだよね。
そしたら、なんと。
めっちゃ検索されている記事と、検索ワードが、まさかの。
寄宿舎指導員ーーーー!!🤣
嘘やろ、メディカルアロマじゃねーのかよ!!と思わず突っ込んでしまいたくなるくらいズッコケました🤣🤣🤣
しかも、寄宿舎指導員 辞めたいという検索が上位・・・
ちょっと大丈夫!?
現役の、全国の寄宿舎指導員の皆さま、病んでない!?
そっかー、そりゃあ私のブログがヒットするわけだね。
私は寄宿舎指導員を辞めたくて辞めたんだもん!笑
どこの誰が検索したのかな~って、あの頃の自分の痛みを思い出すわ~。(遠い目・・・)
ちなみに。
寄宿舎指導員とは。
(宮城県の場合ですけど)
支援学校に併設された、寄宿舎の職員。
児童・生徒の日常生活の支援・教育を行う。
ってことで、宮城県内の場合は大筋、間違いないと思うんだけど。
なんせ辞めて8年になるからねー、今も同じ定義かどうかは知らんのです。
もしも8年前と違った立ち位置になっていたらごめんなさいね。
寄宿舎の生徒会の行事です。私、生徒会担当だったの🎵
今もこういうイベントあるのかなー?
せっかく上位に来た記事なので、寄宿舎指導員を辞めたいと思っている方々に向けて、ちょっと書いておくと・・・
寄宿舎指導員ってさ、私が採用されたころは寮母っていう呼び名だったんですよ。
なので、職員みんなが、男性であっても、どこか母親的であり、母性を持って働いていた気がするんだよね。
それがいつしか、男性もいるのに寮母なんておかしいとか、寮母なんて言う名前だから、学校の先生よりも軽く見られるんだなんていう理由があったみたいで、名称変更されたんだよね。
(当時、名称変更しようと運動をしていた組合の先生方から、そんなことをうっすら聞いた記憶が。)
学校の先生より軽く見られるって、何のプライドだよ、しょうもねぇ❗️と思ってしまうのですが、こんなこと書くと怒られるかしら🤣
努力の甲斐あってか??寄宿舎指導員という、しょうもない名称に変わったんだよね。
(あっ、こんなこと書いたらまた怒られちゃうかも❗️🤣)
でも私はこの名称変更がそもそもの間違いだったんじゃないかって思ってるんです。
呼び名って、表現って、潜在意識に入り込むと思うんです。
なので、寮母だった頃は、みんなが母親的な存在であろうとした。
子供たちが学校から帰ってきたら、「おかえり~!」って寛がせてあげる家庭のような雰囲気で。
が、しかし。
寄宿舎指導員・・・指導員ですよ!!
指導するんです、子供たちに。
私ね、名称変更されたことで、職員の意識が、無意識レベルで「指導しなければ・・・!!」になって行ったんだと思うわけです。
指導しなければ。
指導力のある職員にならなければ。
学校で頑張って一日を過ごし、寄宿舎に帰ってきた子供たちを、包み込むよりも先に指導し、評価し、評価表を作る。
評価って、何なの!!
私が勤務していた頃は、職員の評価表もあったんです。
今もあるのかな?あのくだらないシステム。(本日は暴言吐きまくり🤣)
担当の児童生徒の個別目標を設定する。
その達成度で職員の評価もされていく。
なので、子供の感性を育てるとか、笑顔で過ごせるようにするとか、そういう目に見えない目標ではダメだった。
〇〇ができるように指導する
↓
今学年で○○ができた
↓
達成できたので、指導した職員の評価はA
おえー、吐きそう

考えてもみてよ?
寄宿舎だよ?
親元から離れて暮らしてるのよ?
障がいを持った中学生・高校生、場合によっちゃ小学生が入舎することも。
障がいと向き合いながらも、親元から離れて一生懸命に生きている子供たちを、あれができてる、ここができてないって評価するなんて、最高にくっだらなーい!!って思ってしまった私だから、寄宿舎指導員ではいられなかったの。
つい最近まで小学生だった子、そして精神的な部分はそれよりももっと幼い子たちが寄宿舎で生活していたら、添い寝してあげたいくらいだわ。
それなのに・・・指導指導指導、一体何なんだ?ってジレンマが当時はものすごく強くてね。
成績の評価だったらまだ仕方ない。(それだって嫌だけどね)
なのに、生活の評価って何?
障がいのある子どもたちが、寄宿舎生活において、やれ洗濯ができるようになったから〇だの、机の中を整理整頓できるようになったから〇だの・・・
くだらなすぎるんですよ。
教育って何なんだよ!?と思うんですよ。
保護者さんだって、きっとそんな大きなことは望んでいない。
私がもしも保護者さんの立場だったら、離れた場所で生活しているんだもの、元気で楽しく過ごしていてくれたら、それだけでいいって思うわ。
洗濯物が畳めるようになったとか、自分で布団が敷けるようになったとか、そんなことで我が子を評価なんてしてほしくない。
彼らはハンディを背負いつつも、明るく生きている。
その命を輝かせて笑っている。
それが全てで、それで最高じゃないか!!
子供たちは、どんな障がいを持っていようと、何ができなかろうと、この世の光なんですよ。
彼らにしかできない事も、たくさんたくさんあるんですよ。
私はこの仕事をしながら、子供たちからどれだけ多くのことを教えてもらったか・・・計り知れない。
その子供たちが、大人の価値観のなかで、ちっぽけでくだらない指導のもとで不自由になっていくスパイラルを、当時の私は止めることができなかった。
これからの時代、教育がますます多様化する中で、いろんな価値観もある中で、いつまでもこの古い体制にしがみついているんじゃ、生徒も保護者も、指導員も・・・みんなが苦しむだろうなって思う。
寄宿舎指導員が悪いんじゃない。
寄宿舎指導員の皆さんが、子供たちのために頑張っていることも、よくわかるから。
こんな教育を作り出してしまったことが問題だよね。
もっと大切なことがあるってことに、多くの寄宿舎指導員が気付いているから苦しむんじゃないのかな?
これはクリスマスの行事。
楽天の衣装、チクチク縫ったよ❗️笑
私は右端でクラッチーナになってます🤣
今から指導員になろうとしてる方は、ぜひとも知っておいてほしい。
指導員をする方に必要なものは、育む心と深い愛。
育むってね、語源は羽包む(はくくむ)なんですよ。
親鳥が雛を羽で包み込むようにして守りながら、自立に向けていろんなことを教えていくのが育む。
どんなに時代が変わっても、この語源を心の真ん中に置いておけば、間違うことはない。
指導員として守るべきものは、評価でも何でもなく、子供たちの笑顔です。
リタイヤした私が言うことではないかもしれないけどね。
現役じゃないから、何がわかる?と言われてしまいそうだけどね。
やっぱり寮母と呼ばれていた頃の、この仕事は大好きだったな・・・って書いてて思う。
ただただ子供たちの笑顔を見て、笑い合って、保護者さんと共に子供の成長を見つめて喜び合えるのが大好きだった。
現役の寄宿舎指導員の皆さま、これから寄宿舎指導員になろうとしている皆さま。
寄宿舎指導員であっても・・・
どうか気持ちは寮母のように、親元から離れて頑張っている子供たちの支えであってください。
伝説のKARA?🤣
退職して8年、今でも、寄宿舎に戻ってきませんか?と連絡が来ます。
ありがたいことです。
もしも、寄宿舎に戻ることがあったら、私・・・
暴れてしまうと思います🤣
そして、あくまでも個人的見解なので、ここに書いた私の想いへの反論とかは、スルーさせていただきますね❤️
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リニューアルしました🎵