こんばんは。
NPO 法人日本メディカルアロマテラピー協会の浅野めぐみです。
「十人十色」という言葉は、誰でも聞いたことがあると思います。
好みとか、性格、考え方などが人それぞれに違うこと、と意味づけられています。
人それぞれ違うんだから、「みんな違って、みんないい」なんですよね。
「世界にひとつだけの花」という曲も、「No.1にならなくてもいい。もともと特別な only one」 そんな歌詞です。
ところが先日、お友達から「一人十色」という言葉を教えてもらいました。
自分の中にも、色んな自分がいるという、自分の中の多様性を表した言葉だそうです。
なるほどね~!
母親としての私。
妻としての私。
娘としての私。
友達といる時の私。
メディカルアロマの講師としての私。
介護員としての私。
もっと細かく言えば、Aさんといる時の私。
Bさんといる時の私。
Cさんといる時の私。
私の中の私は無限にいて、どれも違うけど、どれも私。
自分の中の多様性を認める。
そうすることで、自分の嫌な一面とか、駄目な一面が見えてきても、自分の全てを否定することなく、「これも自分のほんの一部なんだなー」って思えるかもしれません。
いろんな人との関わりの中で、無限に新しい自分を発見する、と思ったら、すごく面白い。
それと同時に、他者の中の多様性も認めることができたら、「あの人が嫌い!」って拒否するんじゃなくって、「あの人のこういうところだけ、ちょっと苦手なんだよね」って俯瞰もできますよね。
空の色だって「空色」って言うけど、本物の空の色は、晴れた日のブルーだけじゃないんですよね。
曇りの日の鉛色だったり、朝焼けのオレンジ色だったり、夕暮れの薄紫とピンクの入り混じった、何とも言えない不思議な色だったり。
月が明るい夜の濃紺。
そして月の見えない夜の漆黒。
どれも全部全部、空の色。
この世界はやっぱりグラデーションでできてます。
色鮮やかな自分と、色鮮やかな他者と、色鮮やかなこの世の全てを楽しむために、私たちは生きてるのかもしれないですね♪