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本格的な冬の訪れ。

今朝は、息子が土曜学習で登校だったので、学校まで送ってきました。

通りすがりの道で、木々の枝に積もる雪がとてもきれいで、つい車を停めて景色を眺めました。

木々の間から見える太陽が美しかったんだけど、スマホではその輝きをとらえきれないことが残念。


秋に葉を落とした木々は、冬の間に養分を蓄えて、次の春が来たら、全力で葉を茂らせるため、やがて花を咲かせたり実をつけたりするため、地中で準備をしています。



ふと考えてみました。

もしも1年中、葉っぱが散ることなく、休んだり栄養を蓄えたりする期間もなく、生い茂ったままでいなければならなかったとしたら…

しんどいよね、養分が枯渇してしまう。
枝も葉も、どんどん衰弱していく気がする。


こうして養分を蓄えて、準備する期間こそが大切なのかもね。


人も同じ。

厳しい冬のような時期が訪れても、自分の中で確かに息づいている「根っこ」を感じながら、内面を磨き、真摯に学ぶ。

これからどう生きるかを考えながら、やがてくる春までに、太くて強い根を育む。

厳しい時期に、心の蓄えを増やした人は強い。

心の蓄えは、ルパン三世でもネズミ小僧でも盗めない、その人だけの財産だから。



母の言葉がよぎります。

「今が威勢が良いからといって、傲ることなく。
今が悪いからといって、嘆くことなく。
良いときは良いときなりに、悪いときは悪いときなりに、その時々の精一杯を尽くせばよい。
人生は、春も来れば冬も来て、その繰り返しなのだから。」

この年になり、改めて考えてみると、名言ですな。笑


朝の景色が、昔、母がいつも言ってた言葉を思い出させてくれました。

いろいろと困ったところのある母だけど(苦笑)、人生の先輩としての言葉には、やはりある種の覚悟のようなものもあります。


さ、今日も私は私のやるべきことを、粛々とこなします。
傲ることなく、嘆くことなく。






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