せわしない毎日、気が付けば一日が終わり、一週間が終わり、一ヶ月が終わっている…。
そんな状態です。

子育て中のママさん達も、きっとそんな毎日を過ごしているでしょうね。
自分のことに目を向ける暇もなく、日夜、家族の為に(という意識すらないくらいに夢中で…)生きている。



「忙しい」という字は「心を亡くす」と書きます。

「慌ただしい」という字は「心が荒れる」と書きます。




だから、そんな時ほど、抱え込んだものを、ほんの少しだけ荷ほどきして、楽になってもいいんじゃないかな…と思うのです。








紫陽花の季節に、ここ10年ぐらい毎年欠かさずに訪れている、北山の「資福禅寺」。

今年も行ってきました。


例年より、紫陽花が少ないような気がしたけれど、いつもと変わらぬ優しい色で、静かな佇まいで迎えてくれました。




紫陽花は、日々その色を変え、移ろっていく。

花言葉も「移り気」、「浮気」だけれど・・・本当は、枯れてもなお一枚の花びらも散らすことない強い花。




私は、どの花のように終わるだろう。


散り際まで美しい桜のように?


潔く幕を下ろす椿のように?


最後まで花びら一枚散らさない紫陽花のように?





終わるときのことはわからないけれど、梅雨になると会いたくなる紫陽花のように生きたい。



薔薇みたいな華やかさは、なくていいんです。


向日葵のような明るさはなくてもいいんです。


チューリップのような、誰からも愛される可愛らしさはなくてもいいんです。




季節が巡ると会いたくなる紫陽花のように、ある時、ふと思い出してもらえる人でありたいな・・・と思うのです。





時々射す日の光が心地よかった。


明日もがんばろう。







今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました花