今日は息子の小学校の卒業式でした。


6年間、無遅刻、無欠席、一日たりとも休むことなく、元気に明るく小学校に通いました。


昨日の朝は、「このランドセルともお別れなんだなぁ」・・・と思いながら、送り出しました。


「いってらっしゃい」、「いってきます」と、いつもと変わらないはずの挨拶も、なんとなくお互いにしんみり・・・息子は少し照れたような表情で手を振っていました。




今日、卒業証書を受け取る息子を見て、本当に大きくなったな・・・と、感慨深いものがありました。


生まれた日のことまで思い出されました。


健やかに、ここまで大きくなってくれたこと、ただただ感謝あるのみです。




卒業証書を受け取った後、真っ直ぐに親の席に来て、一輪のバラとともに「12年間育ててくれて、ありがとう」と、息子からの言葉。


涙腺が崩壊しました。


お礼を言うのは、私の方だ。


私みたいなちっぽけな人間を、母親にしてくれた。

子育てしながら、私は親として、人として少しずつ成長させてもらった。


たくさんの笑顔、思い出、幸せをもらってきた。


母親になって、枯れることのない愛が、自分の胸の中にあると知った。


自分の命よりも大切なものが、守りたいものができて、強くなった。




息子からの手紙は、私の宝物。


読んだら、また涙腺崩壊。


大切なことは全部、息子にちゃんと伝わっていた・・・と、これまでの日々が報われたような手紙でした。


死んだら棺桶に入れてね、と頼んだら苦笑いされたけれど、今日もらった息子の心、言葉は、死んでもあの世に持っていきたい。




まだ赤ちゃんだったころ、愛しくて、かわいくて・・・


今は、あの頃の可愛さとは違う。


生意気で、本当に腹が立つときもある。


だけど、重ねた時間の分だけ、愛は深く、大きくなった。


これからも、育てていく。


もっともっと、愛情いっぱいで、育てていく。


一人の人間を育て上げるという、親に託されたビッグプロジェクトは、まだまだ途中。


むしろ、これからが、人生における大事な岐路が数多く訪れる時期だから、子育ての第2章へ、いざ突入です。





子育ては、愛と喜びに満ちている。


そう感じた一日でした。





今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました花





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浅野めぐみでした桜