毎週月曜恒例、らぶ*はぐぶんこ、おススメの1冊です。
今日は、白泉社から出版されていいる「イギリスのお話はおいしい。」
もうね、完全に独断ですけども、私はこの子に惚れているのであります。
装丁も、内容も、そのすべてがたまらなく好き!
自分の手元にどれか1冊だけ残すとしたら・・・おそらくこの子。
イギリスの田舎のレシピ、、豊かな自然と共存しながら生きてきたイギリス人の生活の知恵、イギリス的おばあちゃんの知恵袋が載っていたり。
大好きな物語、ピーターラビットやくまのプーさん、不思議の国のアリス、パディントンにメアリー・ポピンズ、子供のころ、私をワクワクさせてくれた物語になぞらえたお菓子のレシピも満載。
ピーターラビットのお母さんうさぎが作る、ラベンダーケーキ。
アリスと学ぶ、英国伝統のティータイムレッスン。
プーさんと、はちみつを使ったお菓子や肉料理。
マーマレード大好きパディントンと、マーマレードを使った料理。
などなど。
イギリスの伝統・食文化を学びながら、物語の背景や奥行きまで知ることができて、別に、お菓子を作らなくても、写真を眺めているだけでも癒される、そんな1冊です♪
イギリスの食事は美味しくないと、よく言われます。
実際、私も1か月間イギリスに滞在してみて「確かに美味しくない!」と感じました。
パンはボソボソしているし、チョコレートは甘すぎる。
日本食のような、繊細さはない・・・。
でも、向こうの人たちの生活は、質素なのに豊かでした。
何が日本と決定的に違うのか、うまく言葉にはできないけれど、こういう「日々を楽しむゆとり」の違いなんじゃないかな・・・と思います。
私も一人、この本を片手にキッチンで林檎ジャムを煮詰めながら、本当に豊かな暮らしは、自分の心の中にある・・・と思ったりするわけです。
らぶ*はぐぶんこ 今週の1冊をお届しました。
~らぶ*はぐ~ 浅野めぐみでした♪