6/17、今週のおすすめ本は・・・
「恋色の日本語」
著者は、山下景子さん。
日本語の美しさ、昔の人々が、その言葉の奥底に込めた深い想いが伝わってくる、とても優しい本です。。
私は今年の3月まで、特別支援学校の寄宿舎指導員として勤務していました。
...
寄宿舎は、障がいをもった子供達が生活する場所でもあり、リアルな教育の現場でもありました。
毎日の生活の中で「学校教育って、何なんだろう…」と、繰り返し悩んでいた時に、この本に出会いました。
ふと開いたページに、
「はぐくむ」の文字。
はぐくむ、は、「羽」の「は」と、包むという意味の「くくむ」が合わさって、「はぐくむ」。
もともとは、親鳥が、ひなを抱く様子を表す言葉だったとか。
「そっか、子供たちを包み込めば、それでいいんだ。それが育てるってことだ」と、ストーンと胸に落ちました。
それ以来、現場で悩んだ時に、常に私を支えてくれたのは、「はぐくむ」の一言でした。
子育てもおなじ。
子供の心を、まずは包み込めば、そこから育っていく。
仕事でも、プライベートでも、私にとって一番身近だった「子供を育てる」ということ。
その根幹を形作る、とても大切なことを、この本に教えてもらいました。
他にも、読んで癒される、美しく風流な日本語がたくさん載っています。
山下景子さんの著者、他にもいろいろ持っていますが、どれも本当に素敵。
読み終えたあと、日本に生まれて良かった…と、この国が愛しくなります。
私は今年の3月まで、特別支援学校の寄宿舎指導員として勤務していました。
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寄宿舎は、障がいをもった子供達が生活する場所でもあり、リアルな教育の現場でもありました。
毎日の生活の中で「学校教育って、何なんだろう…」と、繰り返し悩んでいた時に、この本に出会いました。
ふと開いたページに、
「はぐくむ」の文字。
はぐくむ、は、「羽」の「は」と、包むという意味の「くくむ」が合わさって、「はぐくむ」。
もともとは、親鳥が、ひなを抱く様子を表す言葉だったとか。
「そっか、子供たちを包み込めば、それでいいんだ。それが育てるってことだ」と、ストーンと胸に落ちました。
それ以来、現場で悩んだ時に、常に私を支えてくれたのは、「はぐくむ」の一言でした。
子育てもおなじ。
子供の心を、まずは包み込めば、そこから育っていく。
仕事でも、プライベートでも、私にとって一番身近だった「子供を育てる」ということ。
その根幹を形作る、とても大切なことを、この本に教えてもらいました。
他にも、読んで癒される、美しく風流な日本語がたくさん載っています。
山下景子さんの著者、他にもいろいろ持っていますが、どれも本当に素敵。
読み終えたあと、日本に生まれて良かった…と、この国が愛しくなります。