ライフオーガナイザーの収納の特徴に、
利き脳によって、その人に合った収納方法を提案する、
ということがあります。

これを自分の中にしっかり落としたくて、
再度、自分の利き脳をチェック。
指組と腕組みの癖から判断するもので、
確率的に、この組み方の人はこういう傾向が強い
と見るものなので、自分にあった収納方法を
考える時の参考になります。

私の場合は、左左。
情報のインプットも、アウトプットも左脳的。

慎重派
結果より課程を重視
文字情報に強い
デザインより機能・合理性優先
ーーこんな特徴があり、ラベルを活用した
収納が得意なタイプだそうです。

確かに、
キッチンの収納はラベルを使った方が楽で、
見た目が違うお茶缶でさえ、
ラベルを貼っています。

ラベルを貼ったお茶缶















上のお茶缶は実家(お茶どころの静岡)から持ってきたもの。
下の黒いお茶缶は、30年以上前の福寿園のお茶缶。
模様や色で分かりますが、わざわざラベルを貼ったら、
取り出す時にとても楽です。

ちなみに、福寿園の缶の胴体の部分には和歌が書かれています。

石ばしる 垂水の上の さ蕨の
萌え出づる春に なりにけるかも   志貴皇子

照りもせず 曇りも果てぬ 春の夜の
おぼろ月夜に しくものぞなき    大江千里

君ならで 誰にかみせむ梅の花
色をも香をも 知る人ぞ知る     紀友則

うまく写真に撮れないのが残念ですが、
奈良や京都の山を思わせる山のパターンが
黒のつや消しの地に艶出しをして描かれており、
和歌は白字の明朝で書かれています。

これらの和歌が心にしみ入り、
愛用して30年。

デザインより機能性を優先させる左左タイプですが、
私の場合、心が動いたものは、長く愛用することも
あるようです。

今日もお読みくださり、
ありがとうございます。