(8月27日はPCを開けている時間が取れません。
そのため、27日分も26日夜にアップしています)

婦人之友9月号を読んでいて、
池内了さんのエッセーに目がとまりました。

毎朝、その日に何をするのか、手帳に書き込むけれど、
その晩、見返すと、何もできなかったことがわかる。

頭ではいろいろやろうと思うのに、
ちょっと手間がかかることは、後回しにして、
すぐ別のことにとりかかる。
その繰り返し。

そこで、今日は何をするのか一つだけ決めて
やろうと試みたら、非常にしんどい。

その原因は、

「自分も世の中のペースに合わせて
成果主義に陥っており、
安直に仕事を『こなす』癖になっていたのです」

ーー婦人之友9月号 
「“集中”と“検証”でメリハリを習慣に」池内 了ーー

心の急所に響きました。

手慣れた簡単なことはすぐにできます。
でも、慣れないことは手こずるので、
取りかかるには精神力が要ります。

だからといって、やり慣れていること、
こなせることしかやらなかったら、進歩はない。

こなしていると楽だけれど、
そして、優秀だと錯覚してしまうけれど、
私の場合は、心身ともに硬くなっていきます。

やりつけないこと、時間のかかることに
手を付けるにはどうしたらいいか?

池内さんはご自身のやり方で
毎日訓練をしておられるそうです。
1944年生まれで、専門分野を極まれた方が
まだ自分を訓練し続けている。

難しいことから逃げようとしていた自分を
恥ずかしく思いました。

私だったら、どんな風に訓練するか?

細分化して、小さな一歩から踏み出す。

やりつけないけれど、
やってみたいと思えたら、
簡単に諦めないで、
少し辛抱して続けてみる。
初めからスムーズにいかないのは当たり前。
そう思ってやってみる。

そして、とても難しくて、
長期間取り組まなければ達成できないことは
どうするか?

簡単にできないことに
わくわくする気持ちを持てたら?
難しいけど、やってみる!
今日一日ではできなかった。
でもやってみた!
明日もやってみる!

考えていたら・・・
「そんな一歩を重ねてみようじゃないか。
せっかく生を受けたのだから。
やらずに終わりたくない」
ーーそんな気持ちが生まれてきました。

今日もお読みくださり、
ありがとうございます。