夫が入院しました。

医師によれば、まったく命に別状ないそうですが、
手術はするそうです。

がっしりした体格ながら、体は弱いんですよね。

そんなわけで、朝は入院の付き添い。

出産、父の看護、母の介護、
夫が救急車で搬送される(アキレス腱)、
私が救急車で搬送される(ぎっくり腰)、
父のお通夜に
子どもが救急車で搬送される(ぜんそく発作)。

出産を機に(?)、いろいろありました。

陣痛が始まって産婦人科へ行く朝や、
自分が担架で救急車に運ばれる時にも思いましたが、

物を所有していても
こんな時は身一つで行く。

どんな家に住んでいても
実は身一つ。

体も天から(と父母から)いただいたものだけれど、
いつかは返さなくてはならないし、
土地も家も、いくら権利書があっても、
実は地球のもの、宇宙のもの。

与えられている間は
大事にするけれど、
執着は必要ないかも。

夫は、自分の入院に必要な物は
自分でコンパクトに荷造りし、
病室に着いたら、
テレビ台を自分好みの位置に勝手に移動し、
着てきた麻のシャツをきれいに吊るす場所をみつけ、
(本当は吊るす場所はないけど、
そういうものを創り出す名人)
「今度来る時、ハンガー持ってきて♪」

病室の空間をちゃっかり自分好みにオーガナイズして
好きなテレビでくつろいでいました。

退院の朝は
そのまま仕事に行くつもりらしい。
(たまたま好きな仕事が入った)

ホテルも病院もシンプルです。
夫は家にいる時もシンプル。
私も、我が家の自分のスペースのシンプル化を
進めておきます。

今日もお読みくださり、ありがとうございました。