先週土曜日、第2回サナトクマラの会を行いました。
前回もそうでしたが、テーマは「心」に関することがメインで、そして新しい自分として生きることへ気づいていただくワークでした。
でも内容は参加者に合わせて、気づいてもらいやすく、受け取りやすく、工夫されているようで前回と違っていました。
心。
どのような心であるか、これから本当に大事になります。
安心立命を確立していくことが本当に大事です。
安心立命とは、辞書で調べると
「人力を尽くしてその身を天命に任せ、どんな場合にも動じないこと。」
となっていますね。
なんだかお勉強みたいで難しそうでしょうか。
でも、難しいと思うことで、自分で難しくしてしまっているだけなのです。
なんか人間ぽくないと思いましたか?
でも、本来これができているのが人間なんです。
どんな場合にも動じないというのは、今の世の中でなかなかできることではないです。
感情があるから、生きる喜びも感じられるし、楽しいと感じることもできるので、感情を消すことはできません。
ただ、ここでいいたいのは、ネガティブな感情にコントロールされないことです。
喜びや楽しみは、ある程度したら勝手におさまっていくように思いますが、
逆に悲しみやイライラ、不安などは、おさまるのに時間がかかるように感じやすいと思います。
なかなかおさまらないとき、それは自分の心が不安定であればそれだけおさまらなくなっています。
心の不安定はどうしておこるのか。
それは、感謝の心を忘れ始めたころに起こります。
「ありがとう」という気持ち、言葉を使っていますか?
日本のような裕福な国になればなるほど、この不安定は起こりやすく、今まさにそれを知らされる出来事が多く起こっています。
日ごろから当たり前のようにある存在。
水や食べ物、服などの物もそうですし、
家族や友人、同僚など、身の回りにいてくれる人。
感謝の気持ちが薄れて、当たり前と思うようになってしまうと、今度は不満という感情が顔を出します。
これがネガティブな心のはじまりです。
ああだったらいいのに、こうだったらいいのに、
ああしてくれたらいいのに、こうしてくれたらいいのに、などなど。
欲望が心を覆うように、だんだん増えていくのです。
そうすると、イライラや不安、批判の気持ちまで出てきて、
心をすっぽりと欲望で覆ってしまうようになってきます。
そうなってしまっている「心」を、本来のぴかぴかに輝いていた「心」に蘇らせる、
それが「サナトクマラの会」です。
あ、これから復習会なので、「心」の日記はまた次回につづきます。