♪夏が来~れば思い出す~


私の夏の思い出と言えば・・・

子供の頃、母方の実家で何日もお泊りして自然に触れ合ってた事が思い出されます。


鍵っ子だった私にとって、夏休みは地獄・・・
家の中で、ひとりポツンとお留守番は非常に辛かった。


だから、家族がたくさんいて、賑やかな里ばあちゃんの家へ行くのは唯一の楽しみでした。
それに、御殿のような大きな立派な家・・・


里ばあちゃんは、これまたチャーミングな人で私は大好きでした。
里じいちゃんは、時々お小遣いをくれました。


おじさんとおばさんは、自営業だったので一生懸命仕事をしていました。
そして、従兄弟が3人・・・兄ちゃんは家の仕事をやっていて、姉ちゃん達はすでにお勤めしていました。


里ばあちゃんの家は、畑や田んぼをたくさん持っていて・・・
裏の畑に行けば、夏野菜は食べ放題。


「何でも好きなだけ食べていいよ~」


里ばあちゃんの優しい笑顔は未だに覚えています。


スイカなんかもあったなぁ~
とうもろこしも甘くて美味しかったなぁ~


裏に流れている水路に行けば・・・
“どじょう”なんかもいた。
ざるですくって持って帰り・・・“どじょうの柳川”食べさせてもらってた。
(この頃から酒飲み傾向?)


まぁ~とにかく私にとっては、非常に居心地の良い場所でした。
だから、長期滞在は当たり前!


その代わり、里ばあちゃんのお手伝いは何だってしてた。


そんな大好きな里ばあちゃんは、私が20歳の頃92歳で天国へ・・・
里じいちゃんは、里ばあちゃんの後を追って1年以内に96歳で天国へ旅立ちました。


それにしても・・・今思うと、里ばあちゃんは元気だったな~
40代で私の母を産んで育てているんだから・・・

それも大家族の中で・・・母は7人兄弟の末っ子でした。


昔の人って・・・今じゃ信じられない位、丈夫ですよね。
自然の恵み、大地の恵みを取り入れていたからかもね。