カラーセラピーの歴史と色相環について
書いてみようと思います。
カラーセラピーは古代から近代を経て現代へと受け継がれていますが、農耕の時代から
肌に色を塗ったり、顔にペイントしたり...
という形で取り入れられていました。
その間に文明も科学もどんどん発達して
いきます。
古代文明~ギリシャ・ローマ時代~中世~
ルネサンス~近世~19世紀・20世紀
5時間のカラーセラピスト講座で学ぶ
カラーセラピーの歴史です。
人の名前も多く出てきますが、
ビジュアルツールを使いながら
楽しくお伝えしています。
時代の流れとともに変化もわかるので
面白いんですよね~
そして、必ず出てくるのが コレ重要!
ゲーテ
ゲーテがアリストテレスの理論
「色は光と闇、白と黒の間に生まれる」
(ギリシャ色彩観)
に基づき継承した色相環
ゲーテは色相環プラスをとマイナス、二元論的に色の世界を分けました。
青と黄色が高昇して赤になると考えたのです。
黒に接する青から赤を通り黄色になり
白につながる...という
ギリシャ色彩観の影響を受けています。
そしてもうひとり。
TCカラーセラピーを学ぶうえで忘れて
はならないのが フィールド
ゲーテと同じく科学者さんです。
フィールドの色彩調和論は19世紀後半に
アメリカで支持され、
明治初期には日本でも小学校の色彩教育に
用いられるようになります。
ギリシャ色相環に基づき
ゲーテもフィールドもレッドを上にして
います。
TCカラーセラピーの色相環のもとになって
いるのは、このゲーテとフィールドの
色相環。
明るく見えるように明度の高いイエローを
上に、明度の低い(暗い)パープルを
下にしているそうです。
PCCSの色相環もイエローが上に来ていますね。
これを見ると2次色、3次色もすぐにわかるので、
選んだ色の心理を見ることも楽しくなりますよI
こんな色相環と2元論・三位一体・四元素と
いったことも学ぶ講座となっています。
学生の頃から心理学に興味があったので、
大好きな色と心理学を学べる
カラーセラピーに携われるのはとても
楽しいです。