7人の花嫁 -112ページ目
bうちの社長 不器用なのか
愛想がないのか
それ以前の問題だと思うけど
帰るとき
あんなに大きい声で
お先に失礼しますって
いっても
聞こえないふりをする
この間 事務所の机に
座っていらっしゃたので
顔を36センチの距離まで
近づけ
お先に
失礼します
って 言ったら
なんじゃ こいつ
という顔を
されました
今度は
もっと
近づいて
挨拶
するつもり
コスプレされたゆきお
妹らしい
妹は酔っ払ったからか
夏 長毛で 暑くて かわいそう
と 思ったか
何回か 羊みたいに 毛を
カットされた
娘たち バイト 仕事を
していても
辛いって
昨日 埋葬にお金もかかるので
妹に 香典と言うか お花代
少額だがもっていった
美人でも評判だった妹も
泣きはらして ブサイク
私 たんに猫が死んだという
世の中に まぁ よくある話
でも あの子が来た時から
私たちは 妹家族
そして母親の
運命は大きく動いた歴史
母ユキコサン
ゆきお おいでおいで
というと
雪つながりで 母に
すり寄っていった
写真 誰か 送って と
お願いしたら
この写真
ぜーんぶ 見てきた
この子
やっと 涙が出た
涙が出た
結婚していた時
へそくりとか
したことなかった
ある時 自営の元夫から
会社 家庭の通帳 キャシュカードを
返せと言われ
素直に渡した
家のローン 食費 光熱費
は 払う 必要な子供に
かかるものは
申告 子供たちの
習い事 習字とか
全部やめた
外に働きに出ようと
昼4時間 保育園に
迎えに行って ご飯とお風呂に
いれ 9時 10時から 夜中の2時 3時
まで 片付けや 皿洗い
合間にオーダーが入ったら
調理して
最後は店長の補佐として
営業報告 レジ閉め
帰ると
すぐ子供部屋で
布団をひいて寝る生活
ゆきおは
本当の赤ちゃんだった時は
寝てばっかり
でも 夜中に そーっと部屋に
入ると
ね ね あそぶ?
遊ぼうよ
何して ね この中なに
カバンの中なに
ジャンプして 足かんでいい
さっき たっぷり寝たの
お母さん遊ぼうよ
その年の 夏の終わりに
別居スタート
ゆきお 妹のマンションに
もらわれ わたしは
正社員になり
長女は 本格的に
不登校になった
お金がないって
まったくないって
大変
まわりの友人たちに
へそくりとか
なかったの?
うん 世間知らずもあるが
意味ないと 思ってたから
猫とへそくり
独身になったら
へそくりも
へったくれもないしねー
娘たちが もし
お嫁に行ったら
へそくり5箇条を
伝授したい
さよなら ゆきお
北陸 って
北日本だと思ってた
広い意味で 北日本
だって メジャー 地元新聞
北日本新聞
メジャー テレビ局
北日本 放送局
北陸だけど
北日本と
ちょっと
路線違うんです
ふー この年齢で 実感
なんでかゅーと
北日本 北陸 大雪警報って
えーと 富山は 北陸
で また 北日本とは
ちょっと違うんです
らしいです
二月になりました
三月になっても
吹雪 でも ひと月我慢したら
春がくる だから
二月大好き
節分大好き 年の数だけ
豆を食べる
ちょっと 苦しい
ブログで 妹に養子に出した
雪雄 猫が 急死
私は もし 離婚しなかったら
母が 若年性認知症
雪雄も育てられた
娘たちに 妹に 迷惑を
かけなかった
と 思う
でも
自分が幸せじゃないと
みんな 幸せにならない
と 思い 12年生きてきた
本当の自分の人生を
生きたい
私が 離婚しなかったら
どうなっていたか
考えても 仕方ない
これから どう 生きるか
今日のブログでいいたいのは
私は 長女のように
何匹も
お母さん猫のお世話が
できないってこと
彼女 ちくわもそうだけど
まだまだ お母さん猫のお世話が
ひつような 死にかけの
子猫をを 助けてきたこと
私には できないって
雪雄死んじゃった
臆病な 白 フカフカ猫
妹の家には 若い黒猫
こむぎ色だから 安直な
小麦がいる
今日 妹の家に行ってきた
私たちは 猫だけじゃなく
鳥も犬もかってた
まだ 信じられない
私が結婚してたとき
あの子は やってきた
夜中 こっそり 子供部屋で
寝ようと思ったら
遊んでくれると
勘違いしたゆきお
家族のドロドロ 修羅場を
見てきた 猫
ありがとう
もう 仕事に
行かなきゃ
今日 猫の雪雄が
亡くなった
妹の家に13年 お世話に
なった もとは 長女と次女が
土手で もう少しで
川に落ちそうになり
助けた子 真っ白 フワフワ
家族と して 形 を まだ
とっていたが
別居する時 妹に託した
辛いが いろいろ思いが
溢れ 涙がでない
今月 最後の日
雪雄 雪の日
天国に
いってしまった
なんにも 考えないで
黙々と仕事しよう
明日は休みだから
妹の家に
白と ピンクのお花を
持っていこう
心に 雪が積もっている

