男子の早慶組の受験スケジュール例です。(2024年)
早慶をメインに考えているご家庭は恐らく下記のようなスケジュールになるのではないかと思います。(滑り止めでMARCH、日東駒専の付属校も併願にする場合もあります。)
1月
07日 早稲田佐賀
22日or23日 栄東α(埼玉県)
25日 栄東 特待生選抜(埼玉県)
2月
01日 立教新座
07日 慶應志木
09日 早稲田本庄
10日 慶應義塾高 or 早稲田実業
11日 早大学院
1月07日 早稲田佐賀高校
早慶組にとっての初戦です。女子も受けます。佐賀県の高校ですが、首都圏の子は早稲田大学が受験会場です。合格してもスルーするご家庭もあれば、入学金(入学予約金)11万円を支払って入学資格をキープするご家庭もあります。「あなた、ここ以外の早慶全落ちしたら佐賀県に行ってもらうから!」と言われる早慶組の子たちもいました。首都圏からいく場合、親元を離れ、寮生活になります。学費+寮の費用は相当な額になるので裕福なご家庭でないと厳しい選択です。息子くんは合格しましたが、進学は非現実的だったので手続きしませんでした。
1月22日or23日+25日 栄東高校
サピックスの場合、3年生のサピックスオープンで2回、栄東の定める偏差値を超えれば確約が取れました。(早稲アカも同様にこれがあります。)2024年の時点での話ですので将来的にどうなるかは分かりません。この高校は早慶以上を狙う子にとってはまさに「滑り止めの星」です。慶應女子に不合格だった知り合いの娘さんが進学しましたが「この学校に進学できて本当に良かった。」と言っています。この高校で頑張れば、早慶、東大レベルの大学が狙えます。この高校の進学実績は早慶上理ICUがコア層、続いてGMARCHになります。特に理科大の合格実績も非常に多いです。まさに守護神です!正直、この高校は十分に魅力的なので、この高校の確約が取れるだけでサピックスに通塾した価値がありましたし、もし早慶が全落ちしたら、この高校に進んで大学リベンジ受験を考えていました。第一志望としても十分に素晴らしい高校だと思います。
次回に続く。