先日、友人に誘われ寒々とした公園を散歩した。
友人の「なんか、いいことないかしら」、という言葉から、映画の話題へ・・・
「実は、去年観た映画なんだけどね、」、と私は53年も待って結ばれた二人の物語を。
その映画はね・・・・・・
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51年9ヶ月と4日
君に飢えて眠り、君を求めて目覚める。 (チラシより)
愛は、どこまで愛でいられるのか――
あなたは、“究極”の純愛を目撃する。 (チラシより)
ん? 究極の純愛? いいね~純愛って! 目撃しにいかなくちゃ!
映画 「コレラの時代の愛」 を観た。
51年9ヶ月と4日、男は待ち続けた。
622人に愛されてもなお忘れられない、
たったひとりの女を・・・・・・。 (パンフより)
待ち続けたのは女じゃなく男だった!
チラシのキャッチコピーから、てっきり逆だと思い込んでしまっていた私。
“そのとき”を待ち続ける年月のフロレンティーノの“女性との交わり”の数には、ビックリ。
心を埋めるためだったのだろうか?
それとも、“据え膳食わぬは・・・”ということなのかな?
そういえばフロレンティーノのお母さん、
映画 「セントラル・ステーション」の手紙の“代筆屋のオバサン”(フェルナンダ・モンテネグロさん)でしたね。
残念ながら、この映画のパンフレットもチラシも持っていない。
映画館でもう一度観たいな~映画 「セントラル・ステーション」を!
そうそう、10代のフロレンティーノの笑顔で、イナガキゴローちゃんの笑顔を思い出しちゃった。
大人になってからのフロレンティーノは、何故かキシベイットクさん思い出させるし・・・・・
年老いてからのフロレンティーノはモトフユキさんとダブってしまうし・・・
なんか“真面目に”になれなかったな~
でも、ハッピーエンドの恋はいいね~。
失望させたくないという彼女の言葉をよそに、この瞬間を53年も待ってたんだといいながら
年老いた裸体の彼女を見つめ愛する彼。好きなシーンである。
ハッピーエンド大好き!
んで、思っちゃうわけですよ私は。
622人に愛されながらこの私ひとりを思い続けて・・・・・・・・・
ん?そんな奇特な人なんて、いるわけないっか!
公式サイト : 映画 「コレラの時代の愛」