映画 「ヴィットリオ広場のオーケストラ」 のチラシのほかに、もう一枚、気になるチラシがある。
それは、映画 「ジプシー・キャラバン」のチラシである。
血の音楽
そのルーツを巡って
音楽世界遺産の旅
(チラシより)
運命を祝福せよ!音楽とダンスの渦の中で
(チラシより)
音楽も世界遺産? 運命を祝福する?
う~ん!気になる!
そりゃ~、観るしかないでしょう!
ということで、映画 「ジプシー・キャラバン」 を観た。
(詳細は、最後尾の公式サイトをご覧ください。)
ん?なんと親切なんだろう。特別にあつらえた“袋”にパンフレットを入れてくださるとは!
と思って、袋を開けてみたら、な、なんと!パンフレットはカード式ではないか!
こういうスタイルのパンフレットを見るのは、初めてである!
驚きと同時に感動!
表は こんな感じ。 裏はこんな感じ。
それぞれをフレームに入れて壁に飾ろう!きっと彼らの音楽が聞こえてくるだろう。
そして、踊りも!暖かい血の通った言葉も!“ひと” を愛する心も!
ここにカード全部紹介したいのだが、数枚だけにしておこう。
祖国も権力も持たない彼らが、生きるために与えられたものは「音楽」だった (チラシより)
彼タラフが、この歳になっても自分の稼ぎで家族の生活を支えているんだ、というようなことを言っていた。
恩着せがましいことを言っているんじゃなく、自分に言い聞かせているように聞こえた。
“愛する家族がいるからこそ働けるし生きるていられるんだ。” と。
私も命尽きるその日までに、タラフやエスマの足元に少しでも近づけるようになりたいな~
人を憎まず、人々を愛し、敬い、優しい心を持ち、強くたくましく生きていけるようにしなくちゃ・・・ね。
映画 「ジプシー・キャラバン」 、心を揺さぶられるドキュメンタリー映画だった。
公式サイト : 「ジプシー・キャラバン」