恋するトマト | れいよん・雑記

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明日はあしたの風が吹く。

日々の雑事に終われている間に、気がついたらあと数日で10月!

あ~、まさしく “光陰矢の如し”である。

 

 

このブログもホッタラカシ! いったい私は何をしていたんだろう・・・・

 

ん?ホッタラカシは毎度の事か?

 

 

真っ赤なトマトをいただいた。食べるのが惜しいぐらいである!

 

トマト

 

 

今年の夏からだが、私にはトマトを見る度に思い出す映画がある。

 

それは、 『恋するトマト』 というタイトルの映画だ。

 

 

パンフレット 「恋するトマト」 パンフレット 「恋するトマト」

 

パンフレットのタイトル(恋するトマト)の横に、小さなカタカナでクマインカナバーと記されている。

クマインカナバー とは、タガログ語で ご飯食べませんか?という意味。(パンフレットより)


都会に暮らす人たちには、実感しにくいことかも知れないが、

恋愛や結婚が遠い世界の話でしかない男たちが日本の農村には少なからず存在する。

農家の長男に生まれたというただそれだけの理由で、結婚をあきらめる男たち。

現在の農村の最大の悩みは嫁が来ないこと、それによって引き起こされる後継者不足。

そのため日本の農業は窮地に追い込まれ、近い将来、国内で食物を作る人間がいなくなってしまう

恐れすらある。それはとりもなおさず食糧自給の壊滅を意味するのだが、

「恋するトマト」の主人公、野田正男は、こうしたわが国の農村の危機を一身に体現した存在である。

40才を越えていまだ独身、それでもお見合いを重ねて必死に結婚へとあがいている。

そうした社会的なテーマを背景に覗かせながら、物語はラブロマンスという映画が最も輝く道をひた走る。

                                 (パンフレットより)

農業の“農”の字も考えてはいない?日本の“お嬢さん”

“正男(45才)”のお見合い相手の女性を演じる富田靖子さん。

田舎暮らしに憧れるだけの“チャラチャラした”日本人女性役にぴったりだった!

パンフレット 「恋するトマト」

 

 

土と水と太陽を大切にし毅然として農業を愛するヒロイン『クリスティナ』

 

土と水と太陽のごとく 人を包み込むような優しさとあたたかさのある女性。

パンフレット 「恋するトマト」

クリスティナ役のアリス・ディクソンさん、好きになりました。


フィリピンでは困難とされた日本の大玉トマトの栽培に挑戦し、丹精込めて育てあげる「正男」。

パンフレット 「恋するトマト」 パンフレット 「恋するトマト」

 

 

丹精した分、よく育つ。愛した分だけ、大きく実る。 (パンフレットより)

 

 

 

大地康雄さんすばらしい映画を、ありがとう!

 

 

 

田舎の人・都会の人・老若男女全ての日本人に一度は見ていただきたい映画である。