先日、“思い立ったが吉日”とばかりに、どんよりとした曇り空の蒸し暑い日に上野に出かけた。
いわずと知れた 『ルーブル美術館展 -古代ギリシア芸術・神々の遺産-』 を観にである。
お~、なんという長蛇! 「ほんの1時間半待ちです。」 とのこと。
しかし、私にとっては3時間にも値する長さなのである。とても待っていられる長さではない!
たとえ待って入館したとしても、人・人・人・人に違いない。 さっさと諦めた。
さて、これからどうしようかな~、と歩きながら考えた。
おっと!行きたいと思いつつ今まで往きそびれている場所があったではないか!
というわけで、弥生美術館へと向かったのである。
なんとも雰囲気のいい美術館だ。
「伊藤彦造 追悼展」を開催中だった。
鑑賞する事にした。
これは、800円の入場券の半券である。
竹下夢二美術館へは弥生美術館の二階奥から入館できる。
伊藤彦造氏の作品(絵はがき)
常設展は高畠華宵氏の作品である。
これは、高畠華宵氏の作品の絵はがきである。
人影もまばらで、ゆったりと、じっくりと鑑賞することができた。
何度でも足を運びたくなる美術館だ。
念願が叶って大満足の時間を過ごし、また来ようと思いながら気分よく帰路についた。
弥生美術館