つかっちの大好きなアーティスト、吉井和哉の話。
知ってる人は知ってる話。
震災が起きる前、2月16日に新曲出してた。
“LOVE&PEACE"って楽曲。
本人いわく、「ベタなタイトル」だけど、とってもいい曲。
歌い始めから
Please~もうこれ以上 悪い出来事が
君と僕とに起きないように
である。
しみわたる曲なんです。
そしてさらに、3月13日にNewAlbum “The Apples”の発売を予定してた。
結果、発売延期になったけどね。
そんな中、震災が起き、その後の3月18日に吉井和哉はミュージックステーションに出た。
ライブのバンドを連れての生演奏。
楽曲は新曲の“LOVE&PEACE"ではなく、
NEWアルバムのラストの曲 Flower だった。
まるでこんな時のために作ったような曲だった。
もちろん、震災が起こるずっと前に曲は完成していたんだよ。
まさに奇跡的。吉井さんスゲ~。
ココにはとある話もあるのだが、これはまたね~。
歌う前に
「ひとりでも多くの皆さんの心に花が咲きますように」って吉井さん。
歌い始めて、じっくり聞いてると、ホントに涙出そうだったよ。
んで、その時の歌詞はこちら
あれから何年経ったんだ? 相も変わらずに困難だ
だけど毎日を できるだけ good に
自分の血を愛せないと 人は愛せないとわかった
それは悪いけど たぶん本当だ
夕方の嵐 ガリッと鳴った魂
芽を出したら今すぐ 一気に咲こう
さあ 花のように さあ 揺るぎなく
大雨が止んだら つぼみ開こう キレイな色してる
切られた花でも生ければ あなたに何かを伝えた
すぐに枯れると わかっていても
眠る時想う 理想の夜空とは
どんな色? 星はどう? 一緒に見よう
そう 泣くことも そう 笑うことも
小さいが たくましい 花びらのよう 黙って揺れている
閉まりきった窓が 開かれた時の 風の音や匂い あの日の過ち
偏り過ぎてた 記憶のバランスが とれたら思いっきり 真っ直ぐ咲こう
さあ 花のように さあ 揺るぎなく
短いが美しい時を繋ごう キレイな色してる
黙って揺れている それは永遠に続く
吉井和哉 『FLOWER』
※2011.3.18 ミュージックステーション出演時一部歌詞変更有り。
そうなんです。この時は一部歌詞を変えて歌ったんです。
元々は2行目
だけど毎日は それなりにGOODだ
だったんです。
震災あって、応援の意味を込めて、変えて歌ったんです。
それだけで、この歌全体のもつ意味が変わったんです。
さらに~この変更後の歌詞は、その後の吉井和哉のライブで
すべて(私の知ってる限り) “毎日をできるだけGOODに” で歌われてます!
この言葉は今ではつかっちのお気に入り、座右の銘です。
毎日をできるだけGOODに!
こんなストーリーがあったんですよ。
ご興味ある方はYoutubeなどで聴いてね~。
もちろん、アルバムも聴いてみてくださいね~。
そこにはつかっちが大好きな吉井ワールドがあるから(笑)
ちなみに、先日発売されたベストアルバムでは、変更前の歌詞ですのであしからず~。