入れ墨バリバリの腕に針を刺す | 人生借りもの 授かりもの

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育児日記を中心に日常の出来事をのんびりと綴っています。

久しぶりのナース話照れ


外来だけの病院に勤めた新人初日、一目でわかる場所に入れ墨を施した50〜60代のおっちゃんが来院。



患者さんとコミュニケーションしなきゃっキラキラと意気込んでいたわたしは、初めて見た入れ墨に、立派な入れ墨をされていますね〜キラキラ全身ですか??なんて無神経に聞くウザヤバナースタラー



でも、その入れ墨バリバリのおっちゃんは、新人ナースを笑って許してくれ、「全身やけどアソコはないで〜」と返してくれましたルンルン



今は足を洗い、堅気の仕事をしているけど、その職種は自分みたいな者が多いこと、指を落としたときのことも言葉少なに話していたような…。


外来待合室で談笑しているわたしを師長さんが止めにくるまで、ヤクザ業について教えてもらいましたウインク



で、ありがたいことに注射デビュー記念に自分の腕を使わせてやる…と言っていただいたので、入れ墨が入ってた血管をアルコール綿で拭きふきルンルン


入れ墨は消えないんですね〜 なんておバカなことを言ったのを覚えていますアセアセ


全身に針を刺されたほどの根性もちだから、注射針22Gなんて大丈夫だよね〜ウインク
と、迷いなくブスリと刺させていただきましたルンルン



「モンモンを初めて見て震えやんとは、うまいやないか」とお褒めの言葉? をいただき、半ば練習台になって育ててもらったのを覚えていますキラキラ



その後もよく入れ墨を施したおっちゃんたちが来院されていましたが、ナゼか注射の際になると、ご指名をいただくことに…。



おっちゃん仲間に気に入られていたのか、わたしが若かったからか、何なんでしょうかねタラー



入れ墨を施した患者さんの中で、暴れた患者さんは1人もいらっしゃらなかったし、どちらかと言えば、気さくなおっちゃんルンルンって感じ。

ただ、小指だけではなくて人差し指の第一関節から落とした患者さんが多かった〜。
やはり、その時にはセレモニーが必要なんでしょうねアセアセ