会った瞬間、思いが溢れ涙が出そうに。
高校入試で出会い一緒に音楽を学びながら、大学、社会人…音楽や仕事や恋愛や…
お互いの人生のターニングポイントをずっとそばで見てきた親友。
彼女は代々お医者様の家系の箱入りお嬢様だったのに、
運命の人と出会い、紆余曲折を経て駆け落ち同然で慣れない農家に嫁いだ彼女。
いま、原発の影響による風評被害の地区にいて、
どんな思いをしているかと思うと…顔を見るまで心配でなりませんでした。
今の人生を後悔してないか尋ねると「主人といるとラクだから。」
それなら良かった。
彼女のほうが大変なのに、私の身体のことや仕事を心配してくれる優しさは昔とちっとも変わってない。
仕事やなんやら、案外気を張って走ってきた私ですが、
隠すものがなにもない彼女に再会して素の自分を思い出したというか…不思議な感覚に。
ハズカスィ話やあれこれはお墓に持って行ってちょうだいね

仕事を抜けて昼休みのつかの間の再会。
話すことは尽きることなく、彼女の子供が大きくなって時間が自由になった時には
二人で旅行をしようねと約束してお別れしました。
親友って良いものね

また会える日まで元気でいてね。。