額ものの衣替え・その2 | Ruby☆リュクスDays

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芸術の世界で生きる私。極上の芸術・美しい音楽・魅力的な人・リュクスな時間に触れて、日々審美眼に磨きをかけます。

京都に行ったらぜひ行きたいと思っていた唐長 さんを尋ねました。


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400年のもの間、京唐紙を作り続けてきた「唐長」
現在、京唐紙を製作しているのは、この「唐長」一軒だけ。

京唐紙とは、襖に施される版画です。

桂離宮や寺院、茶室などに現在でも使われています。
和紙に雲母(キラ)や絵の具を使った美しい文様は、現在でも新鮮で洗練された美しさがあります。

cocon烏丸の1階にあります。ビル全体が唐長の版木のデザイン!おしゃれ。

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美しく輝く雲母(キラ)を使った「天平大雲」の文様を色違いでいただきました。
江戸時代の版木から摺られています。

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廊下の突き当たりに飾ってみました。電気を消すと、ぼんやりと雲が浮かび上がるんですよくもり

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十七世紀半ばに創業した「唐長」には代々受け継がれた板木(版画のもと)が約600枚もあるそうです。
伝統的な文様が彫り込まれた版木は、現在も大事に手を入れられ使われています。


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(この写真は唐長のサイトよりいただきました)


ずっと未来へ繋がって欲しい、すばらしい手仕事です。

京都へ行くときに、少しずつコレクションしていきたいです。