プログラムの最初に演奏されたグルダ作曲「チェロとブラスオーケストラのための協奏曲」
よくあるクラシックのチェロ協奏曲をイメージしていたお客さまはさぞかしびっくりなさったことと思います。
曲想はクラシック音楽の枠にとらわれず、ジャズやロックやバロック風舞曲、はたまたヨーロッパの田舎のブラスバンド(?)風だったりと、とってもユニークで楽しめる要素がてんこ盛りの協奏曲です。
しかし、チェロ・ソロの難易度は侮れないのです。音域も広くパッセージも早く・・この日のソリストは、東京都交響楽団首席奏者の古川展生 君。オケの首席という重責を担いながらソリストとしても各方面で活躍中です。聴きながらバッハからピアソラまで広いレパートリーを持つ古川展生君ならではの曲だなと感心。。満席のお客さまをすっかり魅了していました

古川君とは六月に長野・アルプスの麓の美術館でコンサートを企画中。彼のバッハからピアソラ、まで聴けると思うと、今からとても楽しみ。
とても楽しい一夜でした。