"一生もの"を育てる | Ruby☆リュクスDays

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芸術の世界で生きる私。極上の芸術・美しい音楽・魅力的な人・リュクスな時間に触れて、日々審美眼に磨きをかけます。

お気に入りの品物を大事に使い込んで"育てる"のが好きです。絨毯や中国茶器、革のバッグも・・時間をかけて選んだ一生ものは、手に入れるのも育てるのも楽しいものです。

"MUNIカーペット  "はクラシカル・チャイニーズ・ラグを作っている絨毯の専門店。青山、倉敷、北京に お店があります。
数年前に雑誌で見かけて一目惚れ。お店を探し尋ねて白地に龍文様のカーペットを買いました。



MUNIのカーペットは中国の明朝末期から清朝初期にかけて宮廷に 献上された絨毯の意匠をオーナー楠戸さんがニューヨークのメトロポリタン美術館や故宮博物館の文献から復刻し、甘粛省の工房で紡ぎ藍や大黄などの天然植物染料で染め、織りまですべて丁寧な手作業という製作行程も明朝時代と同様に作 られています。使い込んでいくうちに羊毛の油で艶が出て一番良い状態になるのは30 年後
目そして100年も持つのです。お店には100年を超えたアンティークカーペットが大事に額に入れて飾られています。

初めてお店を尋ねたとき、マンションにもピッタリなクラシカルモダンなデザインと店主の熱意にすっかり惚れ込んでしまい、それからほぼ1年に1枚ずつのペースで増えて現在6枚。色艶や手紡ぎの天然ウールの心地よい感触は1年中使用できます。



さらに使い込んで艶が出て・・これからどんなふうに変化していくのかとっても楽しみ音譜これからも審美眼を磨き、次の世代へ引き継げる良いお品を手に入れたいです。