小学生の頃、毎年父親の会社の慰安会は
宝塚ファミリーランドと歌劇鑑賞会でした。





父親が連れて行ってくれる時は…
なぜか歌劇鑑賞会は途中で帰ってしまうので
私の中では何で途中なの?
と言う不満が残る慰安会でありました。





今思い返せば、父親は歌劇には興味が
無かったのでしょうね。
私と弟2人の3人の子供達を
遊園地で遊ばせるだけでも大変だった事も、
同じく3人の子持ちとなった今の私なら
理解できる事ではあるのですが…。







毎年の慰安会が宝塚だったので
母親が連れて行ってくれた時は
歌劇も最後まで鑑賞できたので、
子供心にもとても嬉しかった懐かしい記憶。







先日、母親から宝塚歌劇のペア鑑賞券が
当選したから、この日を空けておいてね。
と連絡がきました。






もう、何年ぶり?でしょう。
母親と一緒に宝塚歌劇の鑑賞会に行くのは…
45年ぐらいぶりかも知れません。







当日、当選した券と座席券を
引き換えするのに待ち合わせ。
カゴにたくさんのペア鑑賞チケットが
入った封筒の中から母親が選んできた
チケットは…






何と、何と、何と







一階、一例の61、62…








え〜〜!








もしかして、
もしかしなくても
かぶりつきの最前列!







こんな展開考えてもいませんでした。
母親は二階席でも大丈夫なように、
ちゃんと双眼鏡持参してました。







更に、よくよく聞いてみれば
宝塚歌劇鑑賞会のチケット募集時に
自分の歳を書いたら落ちると思って
私の歳書いてしもたわと…






え〜⁉︎








自分の母親ながら
びっくりの報告に笑うしかなく…
まあおかげで歌劇鑑賞会に来れたので
感謝するしかありませんけどね。






鑑賞した演目はこちら

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ため息が出るぐらい素敵でした。
最前列、ネクタイの柄や衣装の装飾、
網タイツの網目までくっきり見えましたよ。




一番印象に残ったのは、脇役の方々の演技。
遠い席からはスポットライトのあたる
主役の演技に目が集中してしまうのですが、
暗い中でも脇役の方々の演技がはっきり見えて、舞台の奥深さを知ることができました。





時々、自分にもスポットライトがあたって…
もう今迄見た事のない最前列ならではの
世界を感じました。



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この階段で主役二人が愛を語る場面。
目の前での演技に釘付けでした。






宝塚恒例のラインダンスに
大階段でのグランドフィナーレ。
迫力満点!でした。





最前列席のチケットなんて
きっとファンクラブに入っていても
なかなか入手は難しいはず。
宝塚の懐かしい記憶がサプライズと共に
紐解かられる日が来るなんて
思いもしませんでした。






今月が誕生月の母親。
最高の誕生日プレゼントの演出に
感謝しながら家路につきました。










お立ち寄りありがとうございました。おねがい