民進党の蓮ほう議員が代表選出馬の記者会見をした。
今までのような何でも反対するだけの野党ではなく提案型、対案提出型の野党にしていきたいそうだ。
最も気になる野党共闘については政策や理念の異なる政党と政権を目指す事は絶対に有り得ませんといったがしかしその中で地域で協力出来る事は考えていかなければならないと述べた。
また憲法改正については信念として9条の改正は絶対にしないと述べた。
蓮ほう議員のこの発言は今までの野党共闘の努力と成果を頭からぶち壊す事なく共産党の面子を立てた立派な記者会見だったと思う。
右も左もいる民進党の中にあって代表選前だから憲法感は有耶無耶にしたい所だが9条の改正は自分の信念として絶対にしないときっぱりと主張した所に共産党への配慮がありそれが後々には共産党の小選挙区立候補者見送りという消極的選挙協力の可能性に繋がる。
ただ民進党としてこれから憲法をどう考えていくかが課題であろう。
党の綱領としてかもしくは民進党独自の憲法案をいずれは打ち出していかなければならないであろう。
代表選出馬の記者会見としては大成功だったのではないだろうか。
是非とも代表選で勝ち残って新しい民進党代表となって貰いたいものである。