この間NHKでアルツハイマーの予防に対しての最新医学の番組をやっていました。
この日は子供が遅くまで起きていて、しかも引越荷物がまだ片付いていない時期だったので
咄嗟に録画しておいたのですが、それを今ようやく見ました。
アルツハイマーになる原因は25年前くらいから脳にある物質が増えることによっておこされる
ことがわかり、その物質を排除する薬や、その物質に攻撃される海馬の機能自体を強くしようとする
試みとか、様々な方法でアルツハイマー病にアプローチしている医学の紹介をしていました。
アルツハイマー病に対して光明が見えてきた感じです。
その治療法の中に「運動しながら脳を使う」とか「睡眠の質を良くする」などがありました。
やっぱり人間の基本は「バランス良く食べ、良く運動し、良く寝る」ことなんだなぁと改めて実感です。
今65歳以上のアルツハイマー病の人の割合は増えてきているそうです。
単に「高齢化で全体の割合が増えてきている」だけではなく、高齢者だけで割合を見ても
「高齢化が進んだから」というだけでは説明できないほど発症の割合が増えているみたいです。
食事が欧米化し、家事が自動化して自らが率先して運動の時間を作らないと運動しなくなり、
本やらDVDやらゲームやらネットやら、夜でも活動できる楽しみがあるから寝不足になり……。
こういった病気は便利さの弊害なんでしょうけれども、今更100年前の生活に戻せといっても
無理がありますよね。
実際私も今この文を明け方近い時間に打っています。
運動不足を感じながらも全く運動していません。
アルツハイマーになりやすくなるのが70歳前後だとしたら、私は今から生活改善しないと
いけないですね。
せめて週に1回はPCから離れて、人間らしい生活をしたいなぁと思った次第です。
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