RubberDuck NEWS -1676ページ目

ペット・動物の価値

【JKC】

日本の犬の血統書を扱う代表的団体「JKC」(ジャパンケンネルクラブ)の略称



このJKCによれば「ブリーディング(ブリーダー)とは、犬種の向上と改良を目的として行われるべきであり決して営利目的で行っていい行為ではない。」と謳われている。


しかし実際はどうでしょう?


近年のペットブームに押され「一頭でも多く出産させる」「特定品種であれば気質・毛質はもちろんスタンダード(体型)のことは無視」「多少の奇形は問題ナシ」・・・


全てのブリーダーさんがそう思っているとは言いませんが・・・


環境省が行った調査では、ブリーダーなどの生産者の元で生まれたと予想される「犬」の年間生産数は推定97800頭に上るそうです。


しかし、ペットショップやオークションに出されたのが88900頭。


さらに、無事に飼い主さんが決定したのが77000頭・・・


では、残りの20800頭はどこに行ってしまったのでしょうか・・・?


現状としては「病死」や「事故死」もあるようです。


が、しかし!!!


やはり売れ残ってしまう仔犬達はは存在するのです。



その子達の大半は「保健所に持ち込まれる」「獣医師による薬殺」「ブリーダーによる薬殺」等等・・・


ブリーダーさんの中には100頭以上を飼育されている方も「多数」います。


散歩は?フードは?飼育状態や衛生面は?


普通、誰もが疑問に思うことです・・・


ペットショップでペットを買われる方の何%がその「子」達の両親や生まれ育った環境を知っているのでしょうか?


もちろん、ブリーダーさんの事も知らない方が大半でしょう・・・


2007年度、保健所で処分された「犬」の数は117969頭で、このうち仔犬は44250頭もいたそうです。



もちろん野犬や迷子の犬も居るでしょう・・・


欧米は既にペットにも権利(人権?みたいなものです)」が設けられており、ペットに対する虐待や不法行為は重罪に罰せられます。


先日行われたG8に他国の費用より3倍にあたる600億円も費やしたわが国「日本」!


愛犬家・愛猫家・政治家のみなさん・・・


誰からの愛情も受けることなくこの世を去って行った「仔犬や動物達」のことほんの少しでもいいから考えてください。


「先進国」の「国民」としての名が廃りますよ・・・