六合升の謎
【伝統技術】
21世紀には「物」を「計測」もしくは「計量」する場合、様々な器具や機器が開発され、なに不自由なく「物」を調べられます。
その昔、お米屋さんや造り酒屋さんでは「升」なる木製の四角い「箱」を使って「計量」していました。
その「升」に「六合升」という種類があったそうで、なんでもこの「六合升」が万能らしいのです。
『一合』=150g換算
六合升と五合瓶さえあれば当時の造り酒屋さんはお客様のニーズお答えできたそうです。
ようするに、この「升」と「瓶」があれば「一合~五合」まで全て計れたという話しです。
手順は次の通りです。
①「まずは道具を準備します」
②「六合升いっぱいにお酒を注ぎ、五合瓶に入れます」
③「お酒が底面の対角線になったら止めます」
④「残った一合は別の瓶に入れます」
⑤「再度、六合升いっぱいにお酒を注ぎます」
⑥「次にお酒が底面の一辺に重なるまで別の瓶に注ぎます」
⑦「さらに別の瓶にお酒が底面の対角線になるまで注ぎます」
⑧「残ったお酒を別の瓶に注いでしまいます」