高校1年生の時

自習の時間にやって来た

スクールカウンセラーの先生が

挨拶早々に放った一言。

 

年頃というにも少し早い私たちは

目を大きく見開いて

初対面の先生に注目した。

 

「あなたたちは自分のあそこを見た事がありますか?」

 

もう一度言って

「とってもグロテスクなのよ〜」

と言った後の話は覚えていないけれど

その後の高校3年間

先生とはたくさん話をした。

 

先生は主に保健室にいて

私は

よく貧血で保健室にお世話になっていたから

会う機会が多かったのがその理由。

(サボりとかでなく)

 

男性は服を脱いでしまえば

丸見えだけれど

女性はそうもいきませんからね。

 

生まれて初めて見た時は

それは

不思議な気持ちになりましたよね。

 

それと同時に

いうほどグロテスクでもないなと。

 

他の人のを知らないから

比べようもありませんが

意外と平気と思えたことを

覚えています(*´艸`*)

 

先日、

ふとその先生を思い出す事がありました。

 

先生はよく「色占い」をしてくれていて

女の子ってそういうの好きだから

時々話のついでに私も

色占いをしてもらっていたんですよね。

 

それは今から思えばカラーセラピーなんだけど

そんなふうに感じさせずただ会話を楽しんで。

 

鑑定をする時の私の姿勢って

先生がお手本になっているのかもしれないな

 

そんなふうに感じる事があったから

先生元気にされてるかしらなんて

思い出したわけです。

 

 

最初の言葉に戻って

 

そのパーツに限らず

男性も女性もグロテスクな部分って

誰にでもあると私は思っていて

 

そういうところに

改めて自分で光を向けて

そして自分の欲しているものを

よく見て受け止めて、

そんな部分も含めての全てで

自分はできているんだということを、

もっともっと伝えていきたいなと

私は思っています。

 

綺麗な部分だけでは

人としての面白味がないでしょう?

 

自分の中の

残酷さに気がついた時に初めて

欲しいものに気がつける事だって

あるのだから。

 

自分の中の嫌な部分に対して

気持ち悪いと思える時は

それに気付けるタイミング。

 

 

自分の中のグロテスクな部分

あなたは見た事がありますか?