阿膠(アキョウ)とは?
『阿膠』という生薬は、中国最古(約2~3世紀の頃)の生薬専門書である『神農本草経』に、すでに「主に婦人病の治療薬として使用される『上薬』」として書かれています。
ちなみに、生薬は、「上薬・中薬・下薬」に分類されていて、中薬・下薬は「使い過ぎると身体に良くない作用が出るかもしれないので使用量を注意しなければならない」のに対し、上薬は「不老長寿作用のある養生薬で、無毒なので長期間服用してもよい。」とされています。
また、16世紀に書かれた薬学書である『本草綱目』にも、『阿膠』は「聖薬(非常に優れていて、効能のある薬)」と絶賛されています。
『阿膠』は、ロバのニカワの事です。
ニカワとは『膠』と書き、ロバの皮を水に漬けて鍋に入れて煮続け、煮汁を取り出すといった工程を何度も繰り返した後に固まったものです。この過程で用いる水について、特に阿井という場所の水を使うと良質の膠になると言われたことから『阿井水の膠(ニカワ)』⇒『阿膠(アキョウ)』となったそうです。
「ロバの皮」というと「うっ!」って思う方もおられると思いますが、主成分は豊富なコラーゲンです。『阿膠』は、別名を『和漢コラーゲン』などと呼ばれることもある貴重な生薬なのです。他にもカルシウム、マグネシウム、鉄など27種類のミネラルやコンドロイチンを含んでいます。
規格:250g
賞味期限:製造日より60ヶ月
製造元:東阿阿膠股分有限公司