何十年も足腰を痛がっていた母
ようやく決心して手術に踏み切った
先月、手術を終えた
あの痛みから、
やっと解放されるのだと思うと
ホッとした
今はまだ傷の痛みと
リハビリの途中段階のため
歩くこともまだまだ練習中
歩くのも怖そう
そうだよな…怖いよな…
今日、実家でお風呂に入った
子供たちをお風呂に入れ
わたしも上がろうとしたその時
ふと母に声をかけた
『背中流そうか？
』
』まだ、術後なので、制限があり、
かがめない
お風呂が大好きな母
体も洗えないので
きっとヤキモキしていることだろう
と思い、そう声をかけた
しばらくすると
うれしそうに母がやってきた
そして、脱衣所にいる母を見ると
うれしいな…と言って
コッソリ泣いていた
若い時も結婚してからも
そして旦那が出て行ってしまった今も
親にたくさん心配かけている私
たくさん泣かせてきた
自覚はしている
でも、今日は嬉し涙を見た
そうか、こんな少しの気遣いで、
お互い温かい気持ちになれるんだな
そう気づいた夜だった
いつも、尖っているわたし
明日からも、ほんの少し、
相手を思いやる気持ちを持とう
自分勝手な私だから
きっとまた明日も尖っちゃうかも…
でも、この気持ち忘れたくないから
忘れないうちに記しました