出産後は里帰りしていた私
ワンコ犬の散歩のため
一時帰宅しました

落ち込んでズタボロゲッソリ
なっていたため
人目を避けていました

誰にも出逢わないであろう時間を
選んで帰りました

それなのに…
車を降りたところで
出逢ってしまいましたチーンチーンチーン

これは挨拶しなきゃダメだな…チーン
そう思いました

出逢ったのは斜め向かいに住む
おばちゃんおばあちゃん

年齢的にはおばあちゃんおばあちゃんですが
チャキチャキされていて
いつも自転車でお出かけして
とてもアクティブな方照れ
明るくフレンドリーで
いつも子供やワンコのことを
褒めてくださいますラブ

赤ちゃんが生まれたと
旦那がおばちゃんに会ったときに
伝えたようで
赤ちゃんを見るのを
楽しみに待ってくれてると
旦那から聞いていましたおねがい

車を降りると

『おめでとう!
 赤ちゃんと一緒おねがい?』

と言って、
おばちゃんが出てきました

『はい、一緒ですキョロキョロ

と言って、
赤ちゃんのお顔が見えるように
抱っこしました

『わーおねがいなんてかわいいのラブ
 よかったね〜おめでとうラブ

と、ニコニコ顔のおばちゃん

どうしようか迷いましたが
意を決して私から話しました

『実は生まれたときから
 顔にあざがあって…』

と私が言うと

おばちゃんは私の気持ちを
察してくれたようで

『こんなにかわいいんやから
 心配しなくても大丈夫よ〜ラブ

と言ってくれました

優しい言葉をかけていただいて
心が温かくなりました
思いがけない優しさに
不安な気持ちが
また一気に涙になって溢れました

泣いてる私を見て
『心配やったな〜わかるよ』
と言って肩をさすってくれました

顔をあげると
おばちゃんも泣いていました

すると、おばちゃんは
わたしの目をじっと見て

『母親やもん、
 そりゃ子供のこと心配になるのは
 当たり前や!
 でも、きっと大丈夫!
 この子は大丈夫!』

と力強く言ってくれました

そう、この子は大丈夫!
そう思えました照れ

『わたしもね…』
と、おばちゃんが、
いろいろ話をしてくれました

みんな、いろいろ抱えてるんだなぁと
思いました
いつも明るく元気なイメージだったので
話を聞いてビックリしました
それでも前を向いて生きている
その姿勢がかっこよく見えました

わたしを想って泣いてくれた
その温かい気持ちが
うれしかったです
寄り添ってもらえた気がしました

強いけど優しさで溢れた
おばちゃんのように
前を向いて生きたいと思いました