流星群 -5053ページ目

星(春夏秋冬)

それでも夜は星に満ちて
遠くで響く雷鳴
不確実な言葉に感銘
春の切ない一滴を
掬い取るよ月の色

それでも夜は星に満ちて
輝く盛夏の悲観と
終わる真夏の予感と
夏の甘い一滴を
掬い取るよ空の蒼

それでも夜は星に満ちて
葉と葉裏の心併せ
君と僕は躯合わせ
秋の苦い一滴を
掬い取るよ山の紅

それでも夜は星に満ちて
落ちる涙を受ける
優しさに唇震え
冬の冷たい一滴を
掬い取るよ雪の白