つい先日の引っ越しで、荷作りをしているときまずクローゼットを空にしてみるといらないものばかりがゾロゾロ出てきて自分に腹が立ちました。服をみると何年もしまい込んでいたものが多かったのです。引っ越しが良い機会になって仕分けして処分することになり、自分の持ち物も、自分の心もかなり身軽になれました。安全で快適に暮らせる環境とは、家や部屋の中だけではありません。良好なご近所関係も住環境の一部です。住環境をよりよくするため、引っ越してきたら挨拶を欠かさず行ってください。必ず、何か手土産を持って伺うのが良いでしょう。簡単な挨拶で構いませんから、とにかく好印象を与えるよう努めましょう。第一印象を良くすることが肝心です。引っ越しの前にすることとして、まず必要になるのが役所に転出届を出すことです。転出届を出すのは簡単です。自分が現在住んでいる市区町村で役所に行けば手続きできますし、郵送でも手続きできます。また、平日昼間に役所に行くことが難しいなら、委任状を添えれば、代理人が提出しても問題ありません。実際の転居の2週間程度前から、転居届を出すことが可能になっているようです。引っ越しの荷造りは大変なものですが、特に緊張するのは割れ物の対応です。どこまでも油断は禁物です。傷つけないように運ぶため、包むときにちょっと工夫しましょう。包むものより一回り以上大きい新聞紙で、真ん中に底がくるようにして、一個ずつ包みます。包む前に新聞紙を丸めて伸ばしておけば、クッションとしての役割がより高まります。それから、持ち手のついた食器類などあれば、強度を増すために、飛び出たところを先に包んだ方が良いのです。私たち一家が新居に引っ越したときは、1歳児を抱えていました。1歳児とはいえ新しい環境に慣れるまでの間、ストレスを感じることもあったようです。案外多くなっていた子供のものは、引っ越しを機に使わないものを思い切って処分しました。いろいろ片付けていて母子手帳の今までのところを読んでみたんですが、一年くらい前の様子も、とても懐かしいと思ったのを覚えています。ライフラインの一つといっても良いくらい、引っ越しで重要なのがインターネット回線のプロバイダーへの連絡です。引っ越し先の状況によって対応も違ってきますが、必要な手続きは全て済んでいると思い込んでいて、肝心のネット回線が通じていなかった、そんな方はどこにでもいます。引っ越しが多い時期だと移転の手続きもなかなか進まないと考えてください。プロバイダーに移転の連絡をするだけでも、抜けのないよう、早めに終わらせましょう。引っ越しは一つの転機であり、日常生活の細々したことを見直すことが必然ですが、漫然と支払っているNHK受信料も見直して良いのではないでしょうか。もし、引っ越し先でテレビがないとすれば受信料を払っても単なる無駄金になるわけで、受信料が引き落とされているならそれを止め、NHKに解約手続きを申し込む手続きを思い切って実行しましょう。あらゆる引っ越しには大小さまざまな問題が伴ってきます。ガスコンロが引き続き使えるかも、考えなくてはなりません。私が引っ越したときは、新築だったため新しいガスコンロが用意されていましたが家具付きアパートなどでは、引越し前から使っているガスコンロを引き続き使うという手もあります。ただし、ガスの種類が違うと同じガスコンロを使えないこともあるので、引っ越す前に使っていたガスコンロをまた使うときや、買い換えの計画があればどんな器具なら使えるかを確認しましょう。賃貸の物件から引っ越す場合には、必ず、退去時の原状回復義務があります。経年劣化も考慮しなくてはなりません。入居中に破壊してしまった部分は退去時に修理費用を払わなくてはならないことが一般的ですが、経年によって避けられない変化とされれば修理費用を出す必要はないとされます。余計な心配をしないで済むよう、慎重に暮らすのが退去時に請求される費用を減らすことにつながります。家中のものを引っ越しのために整理していると、当然、不要品が出てきます。様々なものを処分するのは大変です。そこで、ちょっと確認してほしいのは引っ越し業者の不要品引き取りサービスなのです。電化製品などは、業者によっては粗大ゴミとして有料で処分するものを独自のリサイクルルートに乗せるため無料で持って行ってくれることも結構あるので問い合わせるだけの価値はあります。
関東から関西 引越し