先週の土曜日に無事、ベルギーから帰還しました。
さて、今回のベルギーでは、左ハンドル、右側通行を運転しました。感覚が違い、少し緊張しました。
乗り込む時、なぜか自然に右側から入ろうとしてしまう・・・。気を抜いていると知らないうちに、左側に行こうとしたり・・・ギアチェンジやサイドブレーキをかける時など、なぜか左腕がピクピクなる・・・。
前に、左ハンドルのラリーカーで走行した時、サイドブレーキターンしようとしたとき、強力にドアに左手を打ちつけたこともありました。
ということですが、さて、まず、ベルギーのみならず、ヨーロッパでは日本のように、逆ハンドルがかっこいいという考えはなく、嫌われている、むしろダサいという考えが強いように思います。たしかにヨーロッパ大陸では右ハンドルは売れません。
こういうことを考えると、場所によって右ハンドル、左ハンドル、そして、右側通行、左側通行があるって実に不便ですよね。なぜ、世界はこうなってしまったのか?
その国々の歴史のなかで築きあげられたってことでしょうか?
もし、ビジネス的理由があるとすれば、世界の自動車業はうまくバランスを取っているのではないかと考えてしまいました。
なぜかというと、もし、皆ハンドル位置、交通ルールが一緒ならば・・・・日本車は、人気があり、日本の中古車は、かなり程度がいい、日本にしかないすばらしい車があるなどの理由で、日本の中古車は世界で引っ張り凧になります。
よって、日本の中古車業界が一人勝ちの状態になりますよね。
外から、大量に中古車が流れ込むと、国内の自動車マーケットが荒れるという理由で同じハンドル位置のイギリスは、SVAまたはIVA(イギリスでは今年からSVAからIVAに移行しました。)なる厳しい輸入車検査を設けているほどです。
あと、世界が同じなら、日本からGT-Rとかスープラなどがなくなってしまうかもしれませんね。それは困りますよね、日本のスポーツカーファンの皆様にとって・・・。
でも実際、逆ハンドルの国の方々でも日本の中古車を買いあさってる連中がいるのですから、どんなに魅力なのでしょうか?日本の中古車って・・・。