先週の土曜日、ブリュッセルの町の中を歩きました。
最初は、ベルギーの軍事博物館、その後に、クラッシクカー博物館をみました。
飛行機や戦車などがいろいろありましたが、あるセクションで、戦時中、ベルギー全土で飛行機が墜落した場所が記された地図があったのですが、ほとんど、イギリスとドイツの飛行機だらけ。当時、ドイツに占領されていたベルギーですが、イギリスも相当がんばっていたんですねぇ~。
クラシックカー博物館。レトロな車がずらっと並んでいましたが、シャーロックホームズの世界に出てきそうな車って、5000ccとか6000ccとかでエンジンが意外と大きかったんですね。馬力も15とか20馬力で・・・
そこから小型化されて、今や、2000cc以下でも150馬力とかですからね。テクノロジーの発展が実感できました。
さて、名所、グランパレスの近くのWITTAMERという店でケーキとチョコレートを堪能してきました。
ベルギーでは有名な店で、王室御用達とか。日本でも店を出してるとのこと。
もちろん、味の方は、絶品。超オススメ。
ちなみにオーナーのWittamerさん、80歳ぐらいですが未だ現役の職人さんだとか。食べている最中、スーツ姿で店に入って、厨房へ入っていきました。たまに、店でレジを打っていたりしているらしいです。
職人気質が強いらしく、自分で作った物でなくては、客にだせん!!って気質の持ち主らしいです。日本でもWITTAMERがありますが、名前を使わせてもらうのにかなり苦労したらしいです。日本から職人を送って修行させて、なんとか認めてもらったらしいですね。
ただ、日本のチョコレートマーケットは大変大きいらしく、多くのベルギーのチョコレート職人にとって、名を上げたら即日本!!って考える人が多いらしいです。名前貸して・・・チョコレート製造のアドバイスして・・・印税ゲット!!って感じでしょうか?
その日本のお菓子会社が、名前を貸してって頼んで、なかなか許可をおろさなかったとは、まさにWITTAMERさんの職人気質の強さを物語っていますよね。
また、彼の名前を借りるために修行した日本の職人さんも相当がんばったでしょうに・・・。
今度、機会があったら日本のWITTAMERも行ってみようかなと思います。
しかし、かっこいいですよね。経営者である前に職人であり、自らお菓子を作り続けて、自らレジも打って・・・お客様と身近に感じれるような存在。業界は違えど、MITTAMERさんみたいな経営者に僕もなれたらと思います。