Jap Fest | YMR Global Motors 「欧州モータースポーツ、欧州⇔世界の自動車輸出入」活動記

YMR Global Motors 「欧州モータースポーツ、欧州⇔世界の自動車輸出入」活動記

元ラリードライバーの車屋社長のイギリス、ヨーロッパでの日々の仕事、活動などなど。ビジネス、自動車情報や、自動車の輸出、並行輸入事、モータースポーツ(特にラリー)の話題を中心としたブログです。

先週の土曜日、視察を兼ねてJap Festなるモーターショーへ行ってきました。Jap Festは、日本からやってきた輸入車のみが集まるモーターショー。本国から輸入された改造日本車たちが展示されていたり、ドリフトショーがあったり、各々持ち込んだジャパニーズインポートカーをサーキットで走らせたりなどなど。


 朝起きて、イベント会場のカースルクームサーキットへ。(カースルクームはコッツウォルツの観光名所の村の一つ。その風光明媚なカントリーサイドの近くに、サーキット場があるのでした。)ロンドンから西へバース、ブリストル方面へ。そして、高速道路を少し降りた所で、いきなり渋滞に捕まる。カースルクーム(サーキット?)へ向かう一団・・・・。



イギリスの自動車屋さんダイアリー-渋滞
渋滞。カースルクーム(サーキット?)方面行き


 ようやく、会場へ着くや否や、特設駐車場は多くの車が入っていた。係員の指示に従い特設駐車場の奥へ。  


 ようやく降りて、会場へはいったら、たくさんの人の入りよう。サーキットではブンブンと気持ちよさそうな音が・・・。このイベントでは15分に20台ずつ各々の持ち込んだジャパニーズインポートカーでサーキットを走らせる。FFからFR,4WDのスポーツカーやはたまた、クロカン4WDや、仕事で使われているようなバンまで滑走していた。

 
イギリスの自動車屋さんダイアリー-並ぶ車
サーキット走行へ並ぶジャパニーズインポートたち



イギリスの自動車屋さんダイアリー-サーキット
サーキット風景



イギリスの自動車屋さんダイアリー-バン
このバン、かなり攻めてました。


 さて、サーキットはよそに、展示コーナー。このイベントの車達は、格好より、走ることに特化した競技車、又は競技車的な車が多い。ドリフト車をはじめ、ラリー車、ドラッグレースカーもいたかな?



イギリスの自動車屋さんダイアリー-シルビー
シルビアです。
イギリスの自動車屋さんダイアリー-180内装
↑シルビアの隣にいた180の内装


ドラックカーを近くから見たのはじめてかな?


イギリスの自動車屋さんダイアリー-まえ イギリスの自動車屋さんダイアリー-うしろ

ドラックレースカー


イギリスの自動車屋さんダイアリー-内装
ドラックレースカーの内装


ラリー車もいました。懐かしい匂いがプンプンとして・・・・ランサーなんてそんな車高くて乗れませんでしたが・・・・・
イギリスの自動車屋さんダイアリー-rally イギリスの自動車屋さんダイアリー-rally内装

ラリー車です。


もう一回戻りたくなったかな?かつての戦場へ。イギリスのBTRDAやアンクロラリーに出たくなった・・・。ベルギーの方も出てみたいな・・・・。


 やっぱり、いましたね。トヨタ86!!いま、僕も日本からインポートします。カラーは白黒ですが。その86も結構いじってるとの事で、ロールケージ入って、バケットシート2つ、車庫調レーシングサス、LSD、エキゾースト、タコ足、エアクリ、エンジンもそこそこいじってるとの事で。



イギリスの自動車屋さんダイアリー-86
86いましたね。やっぱり。


 イギリスでもいま86高いんですよ。実は漫画の影響らしいんです。(イニシャルD)

一番安くて(ボロくて)4500ポンド、大体7000ポンド、高いのだと1万ポンド超しますよ。(1ポンド=145円)


 いろいろな、競技系の車がありました。


 それでは、ほかの場所に移って・・・・車種ごとにセクションを分けている展示コーナーへ。


 NSX、スカイライン、Z(S30型もいた!!),RX7,シビックやインテR、MR2,スープラ、ランサーやインプレッサなど、それにイギリスではものめずらしい車が・・・・三菱ミラージュのセクションもありました。10台ぐらいいましたね。いたのか、こんな連中が・・・イギリスではマイベックエンジンを積んだミラージュ(そもそも、イギリスではミラージュではなくてコルトと言う名前になってます)なんていませんし。


 僕はかつてCA4A(ミラージュですよ。マイベックの)のラリー車を持っていただけに少しうれしくなりましたね。彼らはCAより一つ新しい型のCJでしたけど。でも、マイベックエンジンを外して、GSRの2000ccのターボに乗せ変えてしまうケースが多いらしいです。マイベックエンジンはいろいろと大変らしいです。(イギリスでは部品が調達できないし。彼らが言うにはメカニカル的に大変と。ノウハウがないんでしょうね)


 ちなみにEG-6(ホンダシビック1.6のブイテック)も出てないんですよね。ここイギリスは。


 彼らは、どこかのクラブの人たちでしょうね。オーナーズクラブだったり。


 ちなみに、この展示車らもサーキットへ、ブンブンいわせにGoしてましたね。


 しかし、すごい人の入りようでしたよ、このイベント。行きに渋滞するわ、帰りに駐車場出るだけで、1時間もかかったわ・・・など。会場も人が多くて、昼のハンバーガー買うのに並んだり・・・それほど、ここイギリスでは、日本から来た輸入スポーツカーは人気がすごいんですよね。車は1990年代が多かったかな。(そのあたりがイギリスで作られていない物が多いし。あと、イギリスの自動車輸入の規則上の関係。このことは、後日お話しますね。)


 普通の、ファッション的なモーターショーと違い、意外と走る性能にこだわるストイックなショーでした。結構地味な自動車が多かった。ステッカー貼った競技車も派手って言えば派手ですけど。エンジンルームとかもファッション系のモーターショーと比べ地味だったりします。実言うと、派手なエンジンルームって速そうに見えて結構そうでなかったりしますし。


 ちなみに、ドリフトショーは・・・・?朝早くやったのでしょうか?着いたころには・・・って感じでしょうか・・・。残念・・・・