イギリスの連休 | YMR Global Motors 「欧州モータースポーツ、欧州⇔世界の自動車輸出入」活動記

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元ラリードライバーの車屋社長のイギリス、ヨーロッパでの日々の仕事、活動などなど。ビジネス、自動車情報や、自動車の輸出、並行輸入事、モータースポーツ(特にラリー)の話題を中心としたブログです。

 最近、いい天気が続いて、家の中にいるのが憂鬱な日々、家にいるときは、いっそう土砂降り雨の方がすがすがしくなるのは僕だけでしょうか?


 今、一つの家を数人で住んでいる、いわゆるハウスシェア、一部屋のみ占拠、キッチン、シャワー、トイレをシェアしている状態です。ロンドンでは、借り部屋は大体光熱費込みで月500ポンド(現在のレート:約1ポンド=145円)日本円で72500円ぐらいでしょうか・・・?探せばシングルルームで350ポンドぐらいの部屋もありますが。

 

フラットまたは家を丸ごと借りたいのですが、ここは高い・・・さらに光熱費や特にカウンシルタックス(市税。住宅事においてこれが一番曲者)がふっかかってくるのでもう大変。ロンドンへ起業しにきたばっかりの時は、住宅価格を見て、あえなく断念、ハウスシェアの物件を探すことに・・・。


 ロンドンに来る前は、オックスフォードに5年ぐらい滞在していて、同じくハウスシェアをしていたんですが、250ポンドから300ポンドぐらいで結構広い部屋を借りられたんです。そのイメージでロンドンの部屋探しをしていた時は、こんな馬鹿高いのに、なんだこの部屋は・・・・小さっ・・・


 あの時、無性に嫌だったオックスフォードがいい所だったんだと思ってしまった。


 必死に探してなんとか、今の家を見つけた。460ポンドでそれなりの大きなサイズの部屋で、収納スペースが充実していて、しかも緑もある環境のいい、西ロンドンエリアのイーリングと言う場所に行き着いたのだった。(オックスフォードだったら、この価格で部屋を借りようとしませんが・・・ロンドンだからしょうがない・・・)


 ちなみにバーミンガム(イギリスミッドランドの都市、ロンドンより約170キロ北)に住んでいる友達は500ポンドで3ベットルームハウスを丸ごと占拠・・・一部屋の値段が3ベットルームハウスとほぼ同じ値段かい・・・


 イギリスはバブルがはじけて、家の価格が暴落したのは皆さんもご存知だと思いますが、こんな時だからこそ、今が買い時なんですよね。最近物件を見ていても、家の価格、及び貸し賃がかなり安くなっている・・・。どん底まで落ちれば後は上がる一方ですし。ただ、銀行からのモルゲージ(ローン)が出づらくなっているのも確からしいですね・・・。


 イギリス、及びヨーロッパは、古ければ古いほど家の価値が上がっていたもので、家を買って綺麗に家を保持して、数年後、十数年後、ガンと高く売るといった一般人でもやっていた、財テクがお家のビジネスだったんですが、去年の世界恐慌の到来は多くの人が泣いたでしょうね。


 ちなみに、ロンドンは別として、イギリスの他の地域では、都市部よりカントリーサイドでロケーションが綺麗な場所のほうが家は高いらしいですよ。そういったところは、もちろん裕福層が多いですし、そのせいか気品があるというか・・・・なんなんでしょうか?相乗効果ですね。


 まー基本的に僕はカントリーボーイなので、そういった場所には、憧れは持っています。


 今日はなぜか、お家事情のお話をしてしまいました・・・。どうしてこうなったんだろう?


 連休ですることがなかったからですね・・・(^_^;)