タイマ処理のRTMブログ -4ページ目

ディンプルの効果 Vol.2

前回ディンプルの有り、無しでゴルフドライバーの飛距離が2倍以上になることを説明しました。今回は金型表面にディンプル有り無しではどう違うか考えて見ました。金型表面を700℃のアルミ溶湯移動する時アルミは金型にくっ付いて湯回りが悪くなります。ディンプルが金型表面に配置されていると湯が進入したのに応じてディンプル内の空気が膨張、回転しコロの役目をします。ディンプル内の離型剤も膨張しするので大きな回転コロが湯の流動に多大な働きをします。以上、ディンプル有りの金型が湯回りに絶大な効果ありのお話しです。

ディンプルの効果 Vol.1

ゴルフボールにディンプルがある事は皆さんご存知と思います。昔はディンプルがなくつるつるのボールだったようです。ディンプル有り無しでは飛距離がどの程度違うのでしょうか?ドライバーで打った場合、有りで約210ヤード、無しでは約90ヤードだそうです。ボールの飛距離は空気の粘性抵抗が少なくなった、即ち、流動性が良くなったとも言えます。RTMでは金型に色々なディンプルを取り揃えてアルミ溶湯の流動性向上に寄与しています。

愛知県半田工場の稼働状況

愛知県の新工場がスタートして10ヶ月経ちました。若い人だけで初心者だけで構成しました。最初は頼り無い感じでしたが今は頼もしい限りです。現在は更に進化しています。人間の適合能力に驚いている今日この頃です。

愛知県半田市に新工場設立

2016年1月より愛知県に半田工場をスタートさせます。

中部地区、及び西のお客様にはこれまで以上の納期短縮、リードタイム短縮に貢献したいと考えています。
タイマメイン処理に加え、タイマシボ処理、レーザー熱処理も行えます。
国内富士工場、タイバンコク工場と併せ、来年の半田工場でのタイマ処理にも是非期待して下さい。

2016ダイカスト展示会出展

アルミニウムダイカスト製品は自動車のエンジンなど多くの部品に使われています。700度のアルミニウムが金型高温、高速で注入する為、金型の表面は凄く傷みます。金型の表面を強化して品質を大きく改善するレーザー処理、タイマAI処理を展示会で発表します。開催期日は11月24〜26、パシフィコ横浜です。10月26〜29日メッセ名古屋2016でも展示予定です。