最近懐かしくなって 、スマホで漫画「美味しんぼを」の1巻を電車の中で無料立ち読み してしまいました。
1983年からの『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)での連載も途中で取材のためということで長期の休載期間が有りましたが、美味しんぼ」の連載はまだまだ続いています。
2003年には単行本売上が1億冊を突破している超人気まんがで、日本のグルメブームの火付け役になった漫画と言われています。
連載当初から25年に渡って、主人公の山岡士郎と海原雄山(山岡士郎の父)との確執が続いていましたが、2008年の24号でついに親子が和解する物語で結末を迎えました。
それからは、長期の休載期間を経て2009年の13号から連載は再開されました。
「美味しんぼ」がこれだけ長期の連載を続けられるのは何故でしょう?
その魅力は料理対決と言う楽しみだけではなく、料理のレシピの他にも日本や外国の食文化を通して、その国の独特な文化を漫画から学べるからかも知れません。
また、物語に出てくる人たちもいろいろな悩みを抱えていますが、私達も同様に悩みを抱えて生きています。
そんな悩みを生きていくうえで大切な食べ物、食べることを通して解決に導き出すことが身近に感じられるのかも知れません。
そして、物語に出てくる料理のレシピも自分でも作れそうなレシピがあると、作ってみようかなという気持ちにもまります。
何よりも、その料理や食材に対してのウンチク話が「へーそうだったの」と得した気持ちにさせます。
