突然の近況報告。 | RT2-official blog-

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RT2
Vo:たつを
GU:YOU
Ba:SAKAKI
長野県松本市を中心に結成、活動中!

メンバーにも進んで負のフレーズを吐露する事を苦手とする為、
手遅れになる事もよくあります、ワタクシからの今回の突然の近況報告。

きっと良い方向に向かうと信じてるからこそ事実を伝えます。


振り返って先週土曜日から、
風邪のような症状が続き、
疲れてる時はこんなこともあるよ、
空調も効いてるから乾燥もするし、
温度差もあるから、
と普段の自分からしたら答えは割と簡単で。

夏風邪は長引く事も承知の上、仕事でも気張っている時期でもあり、市販薬頼みで快方に向かう事を願ったのが週始めくらいでした。

事態が急変したのは金曜日の夜、
中々症状は改善しない折、
「これは熱が出た」と思い、
計ってみたら38.4℃。
この時点でノドの痛みと異物感は頂点で
つばを飲むだけでノドと右耳に激痛。
「せーの」って思いながら飲まなきゃ気を失うレベル。
という事はもうノドは限界を迎えていたわけです、遅かった。
声は、笑われるくらい出なくなってました。
当初の「風邪かな」からほぼ1週間、
普段通り、弱ってる中だからそれ以上に酷使し続けた結果でした。

ということで
土曜日、かかりつけのお医者さんに行き見ていただいた所、
「今日自分のノド見た?」と聞かれ、
「下手すれば気道が塞がって死んでたよ」
「入院して下さい」という運びになりました。




さてさて、今のところ快方に向かってる感覚があるので、
この辺からはなるべく楽しく書きます。



紹介状を手渡され次なる入院予定の病院に向かうワタクシの心中と言えば、
「どうやって入院でなく通院を勝ち取るか」
39.6℃の境地でも意外と考えることは出来て。

入院て言うのは一度してしまえば快方に向かわなければかごの中の鳥。
ましてや、見たこともない部屋に無期で入るなんて、、、檻はついてなくても。

辿り着いた病院の先生からは、
「結構キツイこと言われて来たでしょー?」
なんていい振りを貰ったにも関わらず、
声が出ない故に、「あ、はい」としか返せず、
あ、自我はこうして死んでゆくのだなと。

1件目で入院と言われた旨を伝え、
入院はしたくない、通院ならいくらでもするので、という駆け引きを始め、
「1人で寝てればもし気道塞がっても死ぬよ。」←釘を刺された上で。
「幹部を見て、処置をして、血液検査をして、それから判断を下す」と言って下さり、
「この先生中々理解見せてくれた、
これは夢にまで見た【栄誉ある通院者 】の称号勝ち取れる」っていう日頃の仕事で培った勘がグワーッて湧いてきて(39.4℃下で)。

調子乗って先生の靴を声にならない声で必死に褒めたら、「ちゃんと話を聞け」となり、再試合、人間関係構築振り出しに戻る。

ここでわりとゲーマーなワタクシに
先生は二択という面白さをくれる。
「多少痛い思いをしてでも帰りたいって事か?痛い思いをせずに入院するか?」
えーと、
「痛いのは嫌なので、痛くない帰り方を考えてほしい。」
、、、
「じゃあ痛い思いを耐えてほしい。」
あ、選択肢に関わらず戦闘に入るタイプの奴でしたか。
←勿論帰りたさを尊重してくれてのこと。



「これから患部に直接麻酔を打ち、注射もする、ご飯もろくに食べれてなければ、気を失うかもしれないけどやるか?」
「やります」
「さっきも言ったが痛いぞ?」
「耐えます」
、、、
「ふてーわ」
これ本気で気を失うかもしれないって思った。
「この太さはお尻のほっぺとかさ、もっと面で待っててくれる場所に使ったほうがいいと思うよ!」なんて言いたくてもそんな長ゼリフはもう出てこない。

そして処置開始。
二箇所の患部に麻酔、注射、計4回。
麻酔、、、痛い。
注射、、、痛い。←麻酔してても。
あと気は失わなかったけど反射が凄いらしい、歯磨きとかでもなるオエッてするやつ。
多分それだけは3人分の声量がある。
「よく頑張ったな」
先生いや、師匠の労いのセリフに
グッと涙とオエッを堪え結果待ちとなる。

点滴の間、師匠(初対面)の質問コーナー。
景気の話わからない、仕事の話師匠がわからない、家の話ワタクシ1人暮らし。
何だか盛り上がらなかったから(喋れない俺だから)、
俺からも質問コーナー。
「声がハスキーですが、これは一体。」
「ミーはどうしてこの声で?」

『ポリープとかも無いし、炎症はしているが正常、ただ声帯がブヨブヨしてるからそれが原因だなタバコ吸うし、酒飲むならしょうがない』

金言。

「そうなんですね」←過去1面白くない反応。

診断の結果、抗生物質での対応で経過をみる、栄養をしっかり摂る、安静にする。
ということで通院になりましたとさ。



月曜日は診察日。
声が出るクオリティの俺を見せてきます。
そして聞きそびれた声帯の話もっと聞いてこようと思います。

そして快方に向け、師匠の教えを守っていきます。

野外まであと2週。

長い話お付き合いありがとうございました。
Drn。