【愛があるからこその境界線】




長男が帰宅するなり
「ボウズにすることになった」と。

聞けば、友人との約束があり、
破ったらボウズにするというもので、
別の友人との付き合いで
その約束を破ることになったとのこと。

「あなたがボウズにしたいの?」
と聞くと「したくない」って…

としたら、そもそもの約束が
成り立ってないよね?
できない約束しちゃダメだよね?

それに、バイトやママのWSサポートにも
影響するよね?
バイトって、その時間だけでなく
通勤中も見られている意識が必要だよ?

などなど聞くと、
なーんにも考えず、
Noというのも面倒だから
そのままにしたとのこと。

これは、子どもの試し行動と同じで
どこまで言うこと聞いてくれるか?
を試されているということと
(多分、相手は無意識に)、
結果守らないことで
しなくていい裏切り行為になってしまうこと、
最初にNoを言うより、もっと大きな
傷になりかねないことを改めて確認。

思えば小学生のときも
「あいつも色々大変だから」
と、八つ当たりの暴力を受け入れていて。

そのときも
それは優しさでも友情でもないこと、
あなたがNoを伝えてラインを引かないと
相手は他の人のラインも越えてしまうこと、
きっとそれはもっと大きな被害になってしまうこと
などを話したなぁと思い出しました。
(当時、小2でしたが)

優しいのよ。
でも、やはりNoは早めに伝えないとなのよ。

友だちだと思っているなら尚更早めに。
「めんどくさい」は先延ばしにすると大抵
「もっとめんどくさい」になるよね…

関わりたいならちゃんとラインを示すこと、
それが結果相手のためにもなるから。
(なかなか伝わらなくても)

ホント、それが
お互いのいのちを守ることになるから。
大袈裟ではなく。

今はピンと来なくても
スルーできない案件。

ボウズにする前に話してくれてよかった…
(多分、止めて欲しかったのでしょう)

ボウズがダメなのではなく
「したくない」
その自分の心の声を大切にしてほしい。

あなたの生き方は
あなたが決めていいのだから。

大切な相手だからこそ
境界線を意識したいよね。
それがよい関係を続けるコツだよ。
覚えていてね。