週末に温泉宿、行ってきました。

 

「温泉行こう」となったのが前々日の夜、という行き当たりばったりぶりで、友人に教えてもらった宿はみんないっぱい。

当然だよね…

 

で、「日本秘湯を守る会」のWebサイトを検索して、空いていた宿を急遽リザーブ。

長野、上田・霊泉寺温泉。

一応、マツタケ尽くしコース、だけれど、1泊2食・税抜15000円なので、あまり期待はしてませんでした。

マツタケコースだと、普通2万円は下らないからね。

 

着いてみてびっくり。

 

古っ!

 

その旅館が、というより、その温泉街全体が、古い…

昭和40~50年代にタイムスリップしたかのような。

しかも、コンビニなし、土産物屋なし、娯楽場なし。

 

こんなとこ予約しちゃって、私はいいけど?との心配をよそに、夫さんハイテンション。

「いやー、このひなび加減がいいなぁ!」

えええ⁈

 

でもね、なんか落ち着くんだ。

隅々まで掃除された部屋。

ピンと張ったシーツ。フカフカの布団。

川の音。虫の声。雨の匂い。

源泉かけ流し、たっぷりのぬる湯。

ゆったり感がじわじわと沁みてくる。

 

温泉街のパンフは、シンプルだけどセンスが良く、温泉街の素朴さを十分に語っていて。

キャッチコピーに特に惚れました。

「なんにもないけど

 なんかいい」

 

「なんにもない」中に、実は人の手と心がたくさんかかっていて。

だから、「なんかいい」。

 

ウチもこんな場でありたいな。

そう、きっと、家庭ってそういうとこ。

 

エンドレスの家事に疲れ気味のワタクシですが、

手をかけて、日々暮らす空間を整えることはとっても素敵なこと。

エンドレスだけど、大切なこと。

 

でもね。

やることがまったく進まない日も、乾ききらない洗濯物も、それで良し!

ご機嫌よくいよう。

きっちりできた日も、何もできなかった日も。

 

だって、何よりほっこりだったのは、女将さん始め、宿の方々の笑顔。

「なんかいい」は、きっとそこから。

手がかけられなくても、心がかけられる毎日でありますように。

 

あ、そうそう。

マツタケ美味しかったです。

上田ってマツタケの名産地なんですってね。知らなかった。

露天風呂でご一緒した素敵なお嫁さん、いろいろ教えてくれてありがとう!

 

素敵な出会いに感謝です。