今回は革小物アイテムについて

少しお手伝いしたレザークラフト販売店で
見て聞いた技術に調べた知識を合わせて
革製品も作るようになりました


一部を紹介します

牛革キーホルダー


鮫革リストバンド


鮫革リストバンド/wスタッズ

革専用ミシンを用意するほどの甲斐性がなく
全部手縫いですw
手がやられるので製作数に限度があって
納期が必要です

ありがたくも私物としていた試作を見て
長財布のオーダーを頂いたりして
革小物も定着しました
長財布はご夫婦の結婚記念ペアアイテムで
二本作ったので小指の横が切れましたw
そして渾身の出来映えだったのに
画像が残っていないポンコツ加減w


革製品は最終コストが安価なので
問い合わせが多く主力になりました

拙い作りですが比較的満足いただけます
色々出来るので気になった方は
お気軽に問い合わせ下さい
各種SNSのDMからどーぞ


それではこれにて



宝飾品の製造方法については種類があって

彫金、鍛金、鋳金が代表的です

彫金は金属に工具で彫り込みを入れて装飾する

鍛金は金属を叩くことで模様出しをしたり装飾する

鋳金は鋳型を作り溶かした金属を流し込み造形する


ざっくり例をあげると

インディアンジュエリーと呼ばれているものやハワイアンジュエリーと呼ばれているものは

彫金や鍛金で製作されていて

その他大多数の宝飾品は鋳金で製作されています

高級ジュエリーの一点ものなどは彫金、鍛金の技術で製作されている場合が多いです


偏見から鋳金を量産品の工場生産と蔑む方に遭遇する機会が多いのですが

結局のところどの技法も手作業、ハンドメイドであります

世間一般で一点ものハンドメイドシルバーと売り出している一部商品には趣味用の銀粘土で製作されたものもあります

悪く言うわけではないのですが銀粘土で製作したものは強度や純度的に宝飾品のカテゴリーに入れるのは難しいかなと


鋳金では原型を製作して型を取り、そこから複製したりします

現代の技法ではこの方法、ロストワックス製法と呼ばれる技術で製造されるのが一般的でしょう


ロストワックスの手順としては


原型製作(ワックス原型)

石膏に原型を埋める

石膏を焼いて固める

石膏に金属を流し込む


この流れで石膏を焼き固める過程でワックスが溶けて空洞が出来るのでロスト(失う)ワックス製法と呼ばれます


ワックスと言うのは蝋の塊のようなもので比較的低い温度で溶けてサラサラと流れるものです

こんな塊を切り分けて削って造形します
種類がいくらかあって、このグリーンのはけっこう硬いやつです

で、削り出すとこんな感じ
歯科工具と同じような道具を使って削ります
自分は初期の趣味レベルの頃、工具を用意出来なかったので精密ドライバーのマイナスドライバーで削ってましたw
太さの種類があるので割と便利で未だに活用しますw


そして鋳造ですがこれはかなり規模の大きい機材が必要で、技術もかなり高度です
うちではこの部分は老舗業者様へ外注しています
金属種を指定して鋳造して貰います

ここで出来上がったモノを金属原型として仕上げてゴムで型を取るのが量産品
型を残さずそのまま仕上げるのが一点ものです
ゴム型はこんなの
複製する時はこのゴム型に熱々の溶けたワックスを流し込むのでゴムが劣化していく為
造形が崩れずに取り出せる回数には限度があります
ゴムが潰れてきたら金属原型からまたゴム型を作ります
が、これも熱を加えてゴムを固めるので原型が劣化します

工場生産でガッシャンガッシャン、ポンポン出来そうなイメージがあると思いますが宝飾品に限らず、世の中の型を利用する製品はみんな型の耐久性や作り直しのコストを抱えています


さて、少し話が脱線しそうなので戻ります
ワックス原型から金属原型を作る他に地金を加工して金属原型を作るパターンもあり
柔らかいワックスを加工するのでは得られない表現を出すことも可能です

一点ものを地金加工から製作したり
ワックス原型から一点ものとしたり
ワックス原型から量産品にしたり
金属原型製作から量産品にする
デザインやニーズに応じて色々な手法をとります

自分は独学と実際に職人さんに話を聞ける機会で得た知識と膨大な失敗作の結果で技術を身につけました

宝飾専門学校卒業の方や伝統的な宝飾職人の人からみるときっと荒削りな説明や技術でツッコミどころは満載だとは思いますw

ですが、何も知らない一般の方にものの価値を説明するには丁度いい立ち位置であるとも思います

長くなりましたが専門知識の補足説明でした


それではこれにて

一般的には耳馴染みのなさそうなモチーフの説明


ピアスの記事で述べたマルテスクロス

タイトルにもあるように英語だとMaltese cross

マルタの十字と言う意味ですね


元々は聖ヨハネ騎士団の象徴

デザインの意味合いとしては騎士道の美徳

忠誠心、敬虔さ、率直さ、勇敢さ、名誉、死を恐れないこと、弱者の庇護、教会への敬意

を、表しているとか


忠誠心、率直さ勇敢さ死を恐れないこと弱者の庇護

あたりがバイカーの共感を得てバイカーファッション

ストリートアクセサリーのモチーフにされたのかなと

個人的には推測しております


バイカー文化はアメリカスタイルなので欧米のクリスチャン人口を考えるとアウトローでも十字をきるのはクールとされているのかなとも思います



今宵のモチーフ説明と個人考察はこれにて