8月9日(日)


前夜、花輪SAで車中泊した私達。

朝は早めに起きて磯辺焼きでちゃちゃっと朝ごはん。


量菜倹簿 in 千葉-磯辺焼き

寝起きテンションが↓↓↓過ぎるナオは放っといて出発です!


十和田ICを出ると間もなく大湯温泉がありました。
量菜倹簿 in 千葉-第1目的地

前夜、お風呂に入れなかったので早速朝風呂です。


町内にいくつもあるお風呂屋さんの中でも

大きな看板が出ているお風呂屋さんに行ってみました。

この時まだ7時半!

すでに営業中です。
量菜倹簿 in 千葉-大湯温泉 いずみ湯

シャンプー、石鹸は持参ですが入浴料はたったの¥250


量菜倹簿 in 千葉-いずみ湯 女湯

他にお客がいなかったので写真を撮ってみました。

無色透明で、少しだけ硫黄の匂いがします。

源泉の温度が高いらしく加水してあります。

きれいで清潔感のあるお風呂でした。


間もなく地元の中学生や、年配のおば(あ)様方でいっぱいに。

地元に根ざした人気のお風呂屋さんなんですね。
量菜倹簿 in 千葉-大人250円

予定外で十和田湖に来たので

せっかくだから地元の人オススメの場所を聞いてみようと

お風呂屋さんのオバちゃんに十和田湖について尋ねました。


「こご右さ曲がって真っ直ぐ行っだらハッガダイテンボダイで

そっがらみぢずっど行っだらワイナリーっで

ワイナリーどご曲がっていっだら休み屋さーづぐでね」


(  ゚ ▽ ゚ ;)・・・・・あ、ありがとうございます。


サラッと書いてますが3~4回同じ事を聞きました。

本場で聞く初めての東北弁はさすがに難しい。


とりあえず表の通りに出て道なりに行けば

何とかという展望台があって

その先にワイナリーがあるからそこで曲がったら

休み屋さんって休憩所みたいな所があるのかな?

そこから十和田湖がきれいに見えてオススメなのかな?


よく理解できないまま道なりに行くと確かに展望台がありました。
量菜倹簿 in 千葉-十和田湖 発荷峠から

「発荷峠展望所」というんですね。

ちゃんと聞き取れてたじゃない、私v(^-^)v

曇っているので薄もやがかかっていますがよい景色。

オバちゃんに聞いててよかった。

知らなかったら、ただのお土産屋さんだと思って素通りしてたかも?


十和田湖の一部しか見えていないようですが

景色が開けていて気持ちいい場所です。

撮影スポットのようで、大きなカメラを抱えた方もいます。

遊覧船でしょうか、行き交う船も見えます。
駐車場にはお土産屋さんと2階建ての展望室、トイレがありました。


一息ついて、十和田湖目指して下っていきます。

この先にはワイナリーがあるはず。

あるはず・・・。

ワイナリー、ないなぁ。ワイナリー・・・。

オバちゃんワイナリーって言ってたよな~。


地名表示が見えました。


「和井内」


ワイナ・・・イ????


とんだ聞き違いじゃねーか!


オシャレな湖畔のワイナリーを想像していたら

ただの地名だったなんて!

九州人には東北弁は難解過ぎる~!


とにかくワイナリー、じゃなくて「和井内」で曲がって

真っ直ぐ進むとお土産屋さんや旅館がたくさん現れました。

オバちゃんが言ってた休み屋さんってそろそろかな?


そろそろ・・・


・・・って、こ、ここもか~~~~!


「休屋」


休み屋さんって店の名前じゃなくて地名????


秋田弁って難しい(@Д@;



とはいえここまで来ると

観光客の県外ナンバーの車がいっぱい。

流れに付いて行ってると「乙女の像」の標識が見えたので

「休屋」の駐車場に停めて散策してみることにしました。


駐車場の辺りはお土産屋さんが並んでいますが

一歩その向こう側に出ると

十和田湖がまるで海のように広がっていました。

大きい。本当に大きい。

九州でこんなに大きな湖ってあるかな???



湖に沿って設けられた遊歩道を歩いてみます。

水際は木が生えていましたが

途中から人口砂浜になっていて水辺を歩けます。

下着姿で水遊びしている子どももいました。
量菜倹簿 in 千葉-十和田湖散歩

私たちも素足になってきれいな湖の水を楽しみました。

砂浜の一番端まで行くと林の中に有名な「乙女の像」が立っています。

量菜倹簿 in 千葉-十和田湖 乙女の像

手前はブロンズ像を制作した高村光太郎の詩です。

このブロンズ像は高村光太郎の最後の作品だそうです。



車に戻って十和田湖畔をぐるりと回ると

十和田湖の水が流れ出る奥入瀬渓流に出ます。


道端のちょっとしたスペースにはどこも駐車されていて

みんなそれぞれに川へ降りて散策しているようです。


私達もあいている駐車場を見つけ降りてみました。


清々しい凛とした空気、若々しい緑、豊富な水の流れ。
量菜倹簿 in 千葉-奥入瀬渓流

十和田湖の水が流れてきて形成されているこの川の水は

不思議なことに私達が歩いた十和田湖の砂浜よりも

何倍も冷たい物でした。

それだけ十和田湖が大きく深く、地下から湧く水の量も多いのでしょう。

量菜倹簿 in 千葉-奥入瀬渓流 子ども達

周辺を散策すると小さな滝もいくつかあってとても涼しかったです。

「マイナスイオン」を内からも外からも十分に堪能しました。


次の目的地は宿泊予定のオートキャンプ場がある下北半島。

の前に腹ごしらえです。


道の駅「奥入瀬」では昼時を過ぎていたのであまりお惣菜がなかったのですが

山菜おこわと茹でコーン、地元の牛乳などを購入。

他にもキャンプ場で食べるナスやキュウリなど野菜を選びました。


量菜倹簿 in 千葉-道の駅 奥入瀬 

これだけだとさすがに足りないので

持参していた非常食、サンマ缶やソーセージも一緒に。


食後、十和田湖で買った乙女の像の絵葉書に

子ども達がメッセージを書き

長崎のおじいちゃん、おばあちゃんに送りました。
量菜倹簿 in 千葉-おばあちゃんに絵葉書


これからは内陸部の県境十和田湖から

下北半島まで一気に駆け抜けます。
量菜倹簿 in 千葉-街道を行く

途中、立派な松の並木があって、昔の街道址でしょうか。

量菜倹簿 in 千葉-中央線って・・・

こんな標識もあって、冬の雪深さを想像させられます。

量菜倹簿 in 千葉-どこまでもまっすぐ

下北に近づくと

どこまでもずっとずっとまっすぐな道路が続きました。



長くなったので今回はこの辺で。

豪華で大胆なキャンプ場での夕食は次回、請うご期待!!