さて、アウトソールが固いということは登山靴の最大の利点であり、特徴でもあります。
そしてこのアウトソールの硬さこそが過酷な登山の大きな助けとなるのも事実であります。
なにしろこのアウトソールの硬さが悪路での疲労度の軽減や歩きやすさにつながるからです。
ただし、このアウトソールの固さがデメリットとなることもあります。
それもまたアウトソールの固さゆえにです。
アウトソールが固いということは足の裏が固定されて動かしづらくなることと同義です。
そうなると、これは比較的平らな道や、それほどきつくない上り坂などでは、逆に歩きづらくなってしまうのです。
ですのでアウトソールの固さはどの程度の登山をするかによって、変更するのが吉であると言えるでしょう。