その当日のこと、それっきり何も触れていないので書いておこう。


1月11日、母が倒れ救急車で搬送。

脳卒中で、状態は非常に悪いと。

数日から1週間くらいと思ってくださいと言われました。


手術をしても、意識は回復する可能性は保証できない、年齢(87)や場所が脳であることから、リスクは大きいと説明されました。

本人も長い間、言い続けていたことであることから、いわゆる延命はしないことを伝えました。


数日から1週間、という状態からは脱しました、しかし良くなったわけではない。

そして、延命を希望しないのであれば、それに合った病院に転院してもらいますと。

もちろん承諾。

ちなみにその病院(もちろん救急車で搬送されたわけで、私は選べるものではない)は、政治家なり芸能人が入院している、ホテルと勘違いするような素晴らしい施設、とても、母がこのまま最期を迎えるのを待つ病院ではない。


その転院が見つかり、先月はじめに無事にすみました。


これは予想していたことではあるが、奇跡的に意識は戻り、呼べは反応すると。

僅かだが、目を開いていると。


※予想していたこと

母は根が頑丈なので、ちょっとやそっとで死ぬことなどないと。

2015年に胃癌で、胃を全摘したが、あれだけの量を食べて元気を保つ。

あれは凄い。つくづく生命力が強いのだろう。



いつまでその病院にいられるのか、お金のことなど、まだまだわからないこと、不安なことばかり。


しかし1つだけ間違いなく言えること。

母が家にいない生活は楽だ。

ストレスが全く違う。

クチには出さないが、1番感じているのはうちのヤツだろう。

まあ、現実的に帰宅することはないだろうが、結婚して25年か。

大変だったろうな。


これは、いいか悪いかを言っているのではない。

事実がそうだということ。


書いた通り、あの頑丈な母のことだ。

この先のこと、現実にしっかり向き合っていく覚悟である。